お笑いコンビナインティナイン岡村隆史が7日、都内で行われたアンパンマンの映画最新作『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(6月28日公開)公開アフレコに参加。上戸彩演じるルルンが守る大切な森をめちゃくちゃにしようと大暴れする、すいとるゾウ役の声優を務める岡村だが、この日の公開アフレコでは緊張した面持ちを見せながらも見事な声色を披露した。


 岡村は今回、アニメ映画の声優に初挑戦。オファーを受けた際の心境について「本当に僕でいいのかな」と恐縮しながらも「このお仕事が決まる前に、アンパンミュージアムに遊びに行ったんですよ。それが効いていたのかな」とニヤリ。

 岡村は続けて「子どもがようやく言葉も話せるようになってきまして…。毎日、仕事行く時に『ゾウさんの仕事ね!』って言ってくれます(笑)。ずっと、ゾウさんのお仕事だと思っているみたいです。
いつもは違うのですが、きょうは合っていました(笑)。僕が、ちょっとせりふを言っていると『逃げろー』って言っています」とほほえましい家庭でのエピソードも飛び出した。

 今回の声優業にあたっての準備として「宮野真守さんからも、アドバイスもいただいて。『一本調子にならないよう、緩急つけてください』という言葉をもらいました」と回顧。大勢の報道陣や関係者も見つめる中での公開アフレコとなったが、見事な声色を披露した。「あやっぺ」「おかむー」と呼び合う仲の上戸も「めちゃくちゃ迫力があって、びっくりしました。
普段のおかむーは、すごくやさしいしゃべり方なので、お腹から出すような、迫力のある声っていうのは、普段はあまり聞かないので、こういう声が出るんだって、すごくうれしかったです」と驚きの声を上げていた。

 今作は、アンパンマンとばいきんまんが力を合わせて、絵本の世界〉を守るため、大冒険するおはなし。ある日、一冊の絵本を見つけたばいきんまん。その絵本から「愛と勇気の戦士ばいきんまん、助けにきて!!」という声が聞こえ、絵本の中に吸い込まれてしまうことから始まる。

 公開アフレコにはそのほか、アンパンマン、ばいきんまんも参加した。