十代目・松本幸四郎主演で池波正太郎の人気時代小説を映像化した『鬼平犯科帳』と、吉田鋼太郎主演の連続ドラマ『おいハンサム!!2』のコラボレーションCMが完成。11日より放映される。
両作品とも日本映画放送が製作幹事であることがきっかけで、作品を横断してのコラボレーションCMが実現した。

 CMでは、幸四郎が吉田の「おーいハンサム!!」の呼びかけに応じ、『おいハンサム!!2』の視聴者に向けて、主演を務める劇場版『鬼平犯科帳 血闘』(5月10日公開、配給:松竹)の見どころや、映画に登場する「江戸のハンサム」たちを予告映像とともに紹介。『おいハンサム!!2』の劇中で高橋克典演じる “ムッシュ”の決めポーズで、SNSでも話題となった「バキューンですよ!」を幸四郎が完全再現する、作品の垣根を超えた異例のコラボが実現した。

 『おいハンサム!!2』の山口雅俊監督は、「松本幸四郎さんが『バキューンですよ』!?吉田鋼太郎さんもですが、ハンサムってお茶目なんですね。『ハンサムな鬼平』も『おいハンサム!!』もよろしくお願いします」。

 宮川朋之エグゼクティブ・プロデューサー(劇場版『鬼平犯科帳 血闘』、土ドラ『おいハンサム!!2』、映画『おいハンサム!!』)は、「奇しくも日本映画放送が幹事となる2作品が…ジャンルを超えたコラボCMになり、心踊ります。
吉田鋼太郎さんの呼びかけに、松本幸四郎さんの『バキューンですよ』は、生涯忘れることはないでしょう。山口雅俊監督はじめ関係者皆様のおかげです」とコメントを寄せている。

 幸四郎演じる“新たな鬼平”が活躍する『鬼平犯科帳』は、SEASON1と銘打ち、テレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』(5月3日に放送済み)、劇場版『鬼平犯科帳 血闘』、連続シリーズ『鬼平犯科帳 でくの十蔵』(6月8日 後7:00)、『鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛』(7月6日 後7:00)の計4作品を製作。放送は「時代劇専門チャンネル」、配信は「Lemino」「スカパー! 番組配信」「J:COM STREAM」ほか。今月、SEASON2の撮影も予定されている。

 『おいハンサム!!2』は、吉田演じる父・伊藤源太郎と、幸せを求め人生に迷う三姉妹、長女・由香(木南晴夏)、次女・里香 (佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)。
そして全てを包み込み、時にあっさり受け流すマイペースな母・千鶴(MEGUMI)の伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる、ありそうでなかった新感覚コメディ。4月6日から東海テレビ・フジテレビ系で毎週土曜日(後11:40)に放送中。6月21日からは、映画『おいハンサム!!』が公開予定。