8人組グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介(31)が、7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ビリオン×スクール(仮)』(毎週金曜 後9:00)に主演することが決定した。今回、山田は学園ドラマに10作目の登場、かつキャリア初の教師役に挑戦する。
身分を隠して学校の教師となった日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公を演じる。

 私立絵都学園(しりつえとがくえん)で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組に新しい担任がやってくる。通称“ゼロ組”と呼ばれ、バカにされてきた底辺クラスに赴任してきたのは、容姿端麗だが、どこかクセのある教師・加賀美零(かがみ・れい/山田)。学校の常識がまった通用しない、資産も行動力も“ケタ外れ”な彼の正体は、日本を代表する財閥系グループを継いだCEOで、まさかの“億万長者=ビリオネア”だった。

 時代は変われど、思春期の子どもたちが抱える問題の根底は変わらない。「このAI時代に、教師は必要か?」とささやかれる昨今、常識をぶち壊す、ニューヒーロー=“新しい学校のリーダー”加賀美がさまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描くオリジナルストーリーの学園コメディーとなる。


 山田が同局連ドラに出演するのは『親愛なる僕へ殺意をこめて』(2022年10月クール/フジテレビ系)以来、約1年9ヶ月ぶり。『金田一少年の事件簿』シリーズ(2013年~2014年/日本テレビ系)、映画『暗殺教室』シリーズ(2015年~2016年など数々の“生徒役を務めきた山田が初の教師役で、新境地を開く。

 演出は『おっさんずラブ』シリーズ(2018年~2024年/テレビ朝日系)を手掛けたヒットメーカーの瑠東東一郎氏が担当。瑠東監督は「学園モノではあるものの、イーロンマスクみたいな天才開発者が先生になるという、わりとエンジン全開な作品です。『坊ちゃん』×『アイアンマン』的なぶっ飛ばし方もしています。そんなクセ強先生を演じるのは、あの山田涼介さん。
スーパーマンじゃないですか!ワクワクしかないじゃないですか!ぜひぜひご期待ください!!」と自信をみせる。

 なお、情報解禁日となったきょう5月9日は山田の31歳の誕生日。ビジュアル撮影時にサプライズでスタッフから祝われた山田は、突然のことに驚きつつもすぐさま「ありがとうございます!」と照れ笑い。「最高の誕生日になりました!こうやって自分の誕生日に皆さんにうれしい報告ができることを大変喜ばしく思います。31歳になって初めての作品がこのドラマになります。初の教師役ということで分からないことだらけになりますが、若い世代の子たちに大きな背中を見せられるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。


■山田涼介(Hey! Say! JUMP)コメント

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

ドラマへの出演が約1年ぶりになるので、率直にお芝居ができることが非常にうれしいなと思いました。

――『ビリオン×スクール(仮)』という作品の印象はいかがですか?

一言で表現すると非常に面白いなと思いました。エンターテインメントとしてすばらしい作品になるのではないかと思っています。僕が初の教師役なので、ちゃんと生徒の皆さんに背中を見せられるのかな、何か教えられるのかなと思っています。役を通じてもそうですが、役者の先輩としても教えられることがあれば頼っていただきたいなという思いでいます。


――ご自身が演じられる役の印象は?

変なやつです(笑)。見た目は普通に見えるのですが、加賀美はものすごいお金を持っていますし、一般常識が通じない(笑)。普通の環境の中で育ってきていないので、加賀美にとっての普通が(世間から見たら)異次元なのに当たり前だろと思っている役なので、“何だこいつ!”って思って見てもらえたらなと思います。

――長いキャリアの中で初の教師役となりますが、役作りで考えていることがあれば教えてください。

僕も気が付いたら31歳で大人の年齢になったのですが、いまいち自分の中で“大人になったな”と感じることがあんまりなくて(笑)。ですので、見ている方にちゃんと教師として見てもらえるのかな、伝わるのかなという不安は残ります。
僕の演じる役がいわゆる一般常識とはかけ離れた役ではあるので、そのあたりをうまく演じられるように頑張りたいなと思っています。

――山田さんの31歳の誕生日に本作の情報解禁となりました。本作に懸ける思いをお聞かせください。

最高の誕生日になりました!こうやって自分の誕生日に皆さんにうれしい報告ができることを大変喜ばしく思います。31歳になって初めての作品がこのドラマになります。初の教師役ということで分からないことだらけになりますが、若い世代の子たちに大きな背中を見せられるように頑張りたいと思います。
このドラマは笑える要素がたくさんあるので、気軽に見ていただきたいです。僕が演じる加賀美の生徒に対する言葉一つ一つに、人間の根本に込められた温かみや優しさが垣間見られる瞬間もあるドラマなので、このドラマを見て笑ってほしいな、楽しんでほしいなという思いはもちろんありつつ、何か皆さんの心に刺さるものがあればいいなと思っています。

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

僕はもちろん、スタッフの皆さんと、僕に初めてできる生徒のみんなと一緒に力を合わせて頑張っていきたいなと思っておりますので、ぜひ放送を楽しみに待っていていただけたらなと思います!

■プロデュース:江花松樹(フジテレビドラマ・映画制作部)

“会社は学校じゃねえんだよ”。そんなドラマがありましたが、現実は違います。ルール。伝統。礼儀。会社に入ってもめちゃくちゃ学校みたいなことが続きます。僕らは大人になっても、学校の延長で生きていく生き物です。だから、学園ドラマは面白い。“本当はスゴイやつが正体を隠して日常にまぎれている”“そいつは凝り固まった組織のルールをかき乱す”“そんな彼にはさらなる秘密があって”…。

こんな教師像を体現するのは山田涼介さん。老若男女の心をガッチリつかむ、“生粋のスター”が、新しい学園ドラマの扉を開きます。コンセプトは“学校にイーロンマスク”。でも、AIよりも最後はやっぱりヒューマンでしょ。週の終わり、“来週も学校行くか”と思えるようなドラマを目指します。最後に、この作品の放送にあたり、僕たちを信じ、力を貸していただいたすべての人に感謝します。一人でも多くの人にこの熱意が届くよう、僕の血と肉と魂。全てをこのドラマに捧げます。よろしくお願い致します!!!