櫻井翔(42)が9日、都内で行われた『森永製菓 パセノール研究成果および新プロジェクト発表会』に登壇した。柔道の高藤直寿選手(30)、空手の清水希容選手(30)、モータースポーツの山本尚貴選手(35)、トライアスロンの稲田弘選手(91)らアスリートも登壇し、櫻井とともにトークセッションを行った。


 91歳にして現役のトライアスロン選手である稲田選手は、最も過酷な「アイアンマン世界選手権」で自身が樹立した完走最高齢を更新しようと挑戦を続けているという。そんな中、稲田選手は「老化が非常に進んでいて、肉体の衰えも感じている。特に筋肉が結構ボロボロになっているのが実感でわかる」と打ち明ける。

 そんな感覚を持ちながら稲田選手は筋肉と骨を常に使うことを意識しているそうで「休息も大事なんですが、何とかカバーするために、毎日トレーニングはやると決めています。どうしようもないときは無理しないで休みますけども、できるだけ動くことを日常的に考えてやっています」とストイックな考え方を明かした。

 トークセッションを終えた櫻井は、特に稲田選手の話題を挙げ「かっこよかったですね…。
お話をお聞きして、こうありたいなと思いました」とリスペクトを語っていた。

 森永製菓は、独自開発した素材「パセノール」について研究を進めた結果、「パセノール」がヒトにおいて「長寿遺伝子「抗老化遺伝子」と呼ばれる“サーチュイン遺伝子”の発現を増加させることを世界で初めて把握したことを報告。「パセノール」新たな可能性を広げていくプロジェクトを立ち上げた。