11月8日・9日の2日間にわたって、東京・日本武道館で「とんねるず THE LIVE」を開催。2人だけでのステージは29年ぶりだったが、20曲以上を披露し、2日間で計1万8000人の“ワンフー”を、歌・ダンス・トークの「とんねるず一本」で熱狂させた。ライブのラストには、石橋が「ワンフー愛してます」と叫ぶと、木梨憲武も「オレも!」と応じ、ワンフーたちに“再会”を誓った。
武道館ライブ後に行われた、フジテレビ系バラエティー『土曜プレミアム・ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』での収録で、感想を求められた際に「本当に2日間、こんな63歳、62歳のために、あんなにたくさん、2日間超満員で、ステージに立ってから見たお客さんの画が、すごくきれいでしたね。あの画は、オレと憲武しか見られないので、非常に感動的な画でした」としみじみ語る姿はなんとも印象的だった。
年明け恒例のテレビ朝日系『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』も、2000年のスタートから25年。ORICON NEWSの取材では、アスリートへの“感謝”を口にした。「言葉じゃ言い表せないですよね。
さらに、自身の健康のバロメーターにもなっていると明かしていた。「今は、1年間で“リアル野球BAN”が1番大事な仕事だと思ってやってるんで。“野球BAN”の収録が終わると『もう一年終わりだ』『今年も元気に野球BANをやれた』と思える。全部終わった後には、チームで打ち上げをやるんですけど、勝つか負けるかでその打ち上げの空気が全然違う。勝てば非常に盛り上がるけど、負けた時本当に全員落ち込むんで(笑)。酒をうまく飲むには勝たないといけないんで、必ず“野球BAN”の前日には全メンバーに『明日は勝つ!』っていうメールを必ず送る。そうするとみんな『勝ちます!』ってすぐ返してくれるので試合前にはすごく気合が入りますね(笑)」。
その後も、自身のYouTube、Prime Video『MLB Tokyo Series』のナイトゲーム全試合にスペシャルナビゲーターとして出演を果たすなど、精力的に活動を行ってきた。それだけに今回の公表は衝撃を与えるものになったが、動画内で石橋は冷静に「場所は食道です。
動画が公開された後、長女で俳優・石橋穂乃香が自身のインスタグラムのストーリーズを更新。桜の写真とともに「父は、病室が狭いっ!と愚痴を言っていたくらい元気なので、どうか皆様安心して気長~に待っていてくださったら娘にとってそれ以上のことはありません」と伝え、「皆様も日々ご自愛くださいませ」と結んだ。“盟友”のひとりでもある、プロデューサー・演出家のマッコイ斉藤氏も、自身のXで「貴ちゃんは大丈夫。元気に戻ってきます。みなさん応援してあげて下さい!」と呼びかけた。
「とんねるず THE LIVE」での姿、『土曜プレミアム・ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』収録現場での様子を見ていると、石橋がさまざまなところへ配慮している様子を感じる。そんな石橋が、今回の動画内で行った“ワンフーへの約束”は、決して口先だけのものではないだろう。動画の最後にテロップで掲出されたように「貴ちゃんは病気になんて負けない!だからみんなで復帰を待とう!」との心持ちで、再会の場を待ちたい。