「Ignite」=“火をつける”。その言葉のように、原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせる。そしてあらゆる手段を使って裁判を勝訴へと導く“法の無法者集団”。まるで弁護士バッジをつけた“法の当たり屋”ともいえる彼らの目的は金か、正義か。日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに、これまでのリーガルドラマとは一線を画す、新感覚の完全オリジナルリーガルドラマとなる。
第3話は、轟(仲村トオル)に相談があると、高山恭子(アンミカ)がピース法律事務所へやってきた。だが、事務所に居たのは留守番中の宇崎(間宮祥太朗)だけで、宇崎は轟に代わって自ら相談を受けることに。その相談とは、恭子が大衆食堂を営む帆刈町で、知り合いの外国人技能実習生・クオン(パース・ナクン)が大怪我をしたことだった。
労働中の事故であれば労災が申請できると宇崎が説明しても、自分がドジをして怪我をしてしまっただけだと言い張るクオン。さらに、轟からは依頼を受けることを反対されてしまう。その様子を見ていた伊野尾(上白石萌歌)は、再び帆刈町に向かう宇崎について行くことに。
宇崎と伊野尾がクオンの働く二見水産加工を訪ねると、社長の二見壮一(ドロンズ石本)は嫌な顔をせずに調査に協力し、クオンをとても心配していた。
ゲストとして、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で話題のひょうろくが登場。帆刈総合開発の社長役で、外国人技能実習生の違法労働に関与していた…という役どころだ。視聴者からは「ひょうろく大活躍だな~」「大出世じゃん」「俳優業ぴったり過ぎる」「すでに名バイプレーヤーの貫禄ある」「まさかの悪役!」などの声が寄せられている。