渡邊は「先週PE(持続エクスポージャー)のフォローアップで、症状評価尺度のチェックをしました。(とっても平たくいうと、ストレスの数値化みたいな感じ。臨床心理士さんのいるカウンセリングルームでやりました)」と報告。「すると、一年前に測定したトラウマによるストレスの度合いより、今のトラウマによる二次被害のストレスの方が数値が大きいという結果に」と伝えた。
続けて「これまで、「トラウマの方がよっぽど辛かったから今は何があっても全然平気!」と思っていたけど、本当はそうじゃなかったのかな、痛みを感じないようにしてきただけで心はちゃんと傷ついていたんだな、と自分の弱さと脆さを認識しました」とつづった。
さらに「それからというもの、毎日身体がズーンと重くて、毎晩悪夢でうなされるし、無意識で身体中を引っ掻いてしまったり、『殺される』など激しい寝言をいったり、現実か夢なのかわからない状態がまた始まりました」といい、「この2年間で何度かあった症状だから、それなりに付き合っていく方法はわかっているのに、今は結構ギリギリな状態です」と現状を明かした。
「何度も書いてお話ししているように、PTSDに完治はないと思っています。持続エクスポージャー療法は終わったけれど、今もまだ心療内科には通い続けているし(終わりは見えない)、薬も飲んでいて、一生付き合っていくしかありません」と自らの病状も伝えた。
その上で「#透明を満たす を読んだ方は、私の生き方やこれからを理解してくださっているかと思いますが、私は病気だからと人生や仕事の範囲を狭めたくない気持ちが強いので、今はいただいたチャンスには挑戦してみようというスタンスです」とし、「自分を上書きしたくて、失った時間を取り戻したくて、立ち止まりたくなくて、そして少しでも自分が楽しいと思えることをしたい一心で、仕事をしてます。また働くことは、社会と再びつながり、日常生活を普通に過ごすために必要不可欠だと思っています」と自身の想いを吐露。
最後に「毎日大量の誹謗中傷コメントや殺害予告が送られてくるのですが(私宛だけでなく、家族や仕事先にも)、日常生活の妨げになるので、お控えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします」と呼びかけた。