今作は、映画『百円の恋』、連続テレビ小説『ブギウギ』などの足立紳氏が脚本・監督を務め、自身の家族をモデルに描くホームドラマ。“キレる妻”の朝山朝子(中村)と“残念な夫”の朝山賢太(小澤)が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく。
オフショットでは、ドラマ本編では見られない「朝山家」の自然な姿を描写。高校1年の長女・蝶子(渡邉心結)と小学6年の長男・晴太(嶋田鉄太)はチャーミングな2ショットを披露した。「朝山家」をとりまく、プロデューサー役のさとうほなみ、教師役の影山優佳、第1話ゲストの赤江珠緒も笑顔を見せている。
■第1話「朝山家の長くて短い1日」
朝山家は、脚本家として売れている夫の賢太(小澤征悦)、夫のために事務所を設立し社長を務める妻の朝子(中村アン)、高校1年の長女・蝶子(渡邉心結)と小学6年の長男・晴太(嶋田鉄太)の4人家族。
そんな朝山家のある朝。賢太はソワソワしながらその日を迎える。執筆した朝の国民的ドラマ、通称・国ドラの「ムキムキ」がいよいよ放送になるのだ。
記念すべき初回を家族に見せたい!その欲求のまま、賢太は一緒に観ようアピールを家中で繰り広げる。しかし、時間になっても居間には賢太の姿しかない。
そして何より、賢太のジコチュウさに家族みんながイライラ。結局、賢太は一世一代の朝をさみしく過ごす。それは一見、気の毒なようだが、朝子にとっては、夫が日がなエゴサーチに明け暮れる、悪夢のような1日の幕開けだった!