日本在来の生き物を脅かす厄介者を捕獲し、おいしく食べる「グリル厄介」を半年ぶりに行う。
最大で3メートル、重さ100キロにも達する厄介者は、細長いフォルムと神出鬼没なことから、“お堀の潜水艦”と呼ばれている。獲物を見つけると、気配を消して静かに忍び寄り、100本以上の鋭い歯で、水鳥やカメを捕らえて丸のみしてしまう北米原産の凶暴魚。高岡古城公園でも在来魚を食い荒らし、お堀の生態系の頂点に君臨している。
お堀は400年もの間、一度も水を抜き切ったことがないため、ほかにもさまざまな厄介者が潜んでいる可能性がある。厄介者が周囲の川に広がるのを食い止めるため、リーダー・城島、横山、松島、草間、加藤英明氏(静岡大学)が出動。両端に刺し網を設置して逃げ道をふさぎ、浮上してきたそいつを投網で一網打尽にする作戦を実行する。
事前に投網の練習をしていた草間は「向いてるかもしれない」と自分でも驚くほど投網のセンスあり。捕獲のプロ・加藤氏からも「即戦力!」とお墨付きをもらい、投網デビューする。すると、「でかっ!」「なんじゃこれぇ!」と驚がくする、1メートル超えの巨大魚が次々出現する。
そして、捕獲した厄介者を和と洋の最強料理人たちの手で誰も見たことのないフルコース料理に。