櫻井が武蔵三郎を演じる“占拠シリーズ”は2023年『大病院占拠』、24年『新空港占拠』と続編が制作され、今作は3作目となる。占拠シリーズの醍醐味は、面で顔を隠した武装集団から次々に突きつけられる要求と、迫りくるタイムリミット。物語が進むにつれて、犯行の動機、犯人たちの素顔が明らかになる。しかし、明らかになればなるほど、隠されていた真実は深い謎を刻む。息もつかせぬ“どんでん返し”からの“どんでん返し”というスピード感のある展開が話題となった。第3弾の今作も、一瞬も気の抜けない完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスとなる。
※以下、ネタバレあり。
武装集団・妖(あやかし)のリーダー般若が、ついに面を脱いだ。その正体が武蔵三郎の妻・裕子(比嘉愛未)の弟で、武装集団に拉致されたと思われていた刑事の伊吹裕志(加藤清史郎)だった。一同は、衝撃のあまり言葉を失う。
そして、父を自殺に追い込まれたことで「妖」になった姉の「化け猫」は入山杏奈、弟の「河童」は柏木悠(超特急)であることも明らかになった。化け猫の入山が解禁されたことにより、2024年放送のドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』と世界線がつながる展開となった。
伊吹は、裕子の弟。「鎌鼬事件」が「般若」になった理由に関係しているようだが、その正体に視聴者からは「嘘だろ?」「正体判明までの流れ死ぬほど綺麗」「武蔵と一緒に嘘だろって声をだしました」「予想を遥かに上回る展開」「伊吹さん、、」「武蔵三郎&裕子夫妻にとって、衝撃的な裏切り」といった声が寄せられている。