百里さんは、3歳からピアノを始め、将来はピアニストを目指しており、久保はラジオのチャリティー企画を通して百里さんと出会い、交流を続けている。小学生のころ、視覚障がいが進み、両目が見えづらくなってしまった百里さん。視覚障がいになって以来、その障がいを誰にも知られないように過ごしていた百里さんは、ある日、車のラジオから流れてきた乃木坂46の曲を聞き、すぐにファンになったそう。
リスナーとしてラジオを楽しんでいたあるとき、乃木坂46のチャリティー企画が発表された。企画に参加すれば、大好きな乃木坂46に会える!と思ったものの、そのためには自分に視覚障がいがあることをラジオで伝えなければならない。悩んだ百里さんだったが、憧れの乃木坂46に会いたい一心で、勇気を出してラジオに出演することを決心した。
その出演をきっかけに、障がいを隠さず堂々としていいと、考え方が前向きに変わっていった百里さん。乃木坂46・久保との交流は続き、今年、2人がチャリティーライブのステージで、ピアノの連弾に挑戦する。連弾とは1つのピアノを2人の奏者で同時に弾くという演奏方法。ただそれぞれにピアノを弾くだけでなく2人の息がぴったりと合っていなければならない。ラジオの出演をきっかけに出会った2人が、乃木坂46の「きっかけ」を披露する。
『Song for Children!24時間テレビチャリティーライブ』は、支援を必要とする子どもたちへのチャリティーを目的とした音楽イベント。本イベントの収益は、経費を差し引いた上で、全額寄付される。