ザ・ぼんちは、1980年代の「漫才ブーム」をけん引。81年の「上方漫才大賞」を受賞。楽曲「恋のぼんちシート」がヒットするなどアイドル的な人気となり、東京・日本武道館公演も行った。解散時期を経て、2002年に再始動し、結成16年以上のプロの漫才師による『THE SECOND ~漫才トーナメント~2025』でファイナリストとなり、若い世代からも注目を集める。
芸道55周年の単独ライブは、大阪(なんばグランド花月、10月26日)を皮切りに、東京(12月14日、東京・ルミネtheよしもと)、台湾(来年1月末~2月頭ごろ、場所未定)で開催が決まった。
各公演に豪華ゲストが集結する。ルミネtheよしもとでは、鶴瓶、ミキ、NON STYLEが出演する。この日、司会を務めたNON STYLEは「ルミネで鶴瓶さんを見れることはない」と驚きの声をあげた。
ザ・ぼんちと鶴瓶は同世代。鶴瓶の『無学の会』にも招かれ、おさむは「僕とは噛み合わなかった。トンチンカンな答えをしてしまって」と苦笑い。芸能界ではザ・ぼんちが先輩なことから「気をつかいますよ、兄さん、兄さん言われて」と言いつつ、盟友との東京共演を楽しみにしていた。