小泉孝太郎と高嶋ちさ子がMCを務めるバラエティー『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』(テレビ朝日系)が、19日午後7時から2時間スペシャルで放送される。藤森慎吾の進行のもと、老舗酒造の名家や相撲部屋、超大物俳優の豪邸など、普段は見ることができない“華麗なる一家”の暮らしぶりに迫る。


 今回藤森が訪れたのは、長野県佐久市で400年以上、16代続く老舗酒造「武重本家酒造」。歴史ある名家を受け継ぎ守るのは、16代当主・武重有正さん。約2300坪もの自宅には、国の登録有形文化財に指定されている30棟の建物が存在する。その建物全てが貫録と趣ある武重家は、映画の撮影地として使用されることもあり、山田洋次監督の名作『たそがれ清兵衛』(2002年)や『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(2018年)にも登場。さらに、細田守監督の大ヒットアニメ映画『サマーウォーズ』では物語の舞台となる「陣内家」のモデルとなり、実際に武重家にある表札が名前を変えて劇中で登場するなど、作品の聖地になっている。

 自宅の中は、外観に違わぬ歴史を感じる光景が広がり、まるでタイムスリップしたかのよう。茶の間、座敷、奥座敷と並ぶ部屋にある簾戸や長火鉢、火縄銃といった武具など、今となっては目にする機会が少ない貴重な品々に藤森は驚く。そして藤森をさらに驚がくさせたのは、当主・有正さんの経歴。実は、武重さんは親子3代で東京大学出身という超エリート一家で、さらに武重さんは在学中にとんでもない開発をしていたと明かす。当時は大きな話題となり、高嶋も実際に使ったことがあるという、武重さんが開発したものとは。

 また、有正さんから藤森へ粋な計らいが。特製ラベルが施されたお酒を贈られた藤森。
そのお酒は藤森の生まれ年のものだそうで「生まれ年の日本酒を初めていただく」という藤森は、その深い味わいに感動する。武重本家酒造はこれまで数々の品評会での受賞歴があり、昨年秋には「関東信越国税局 酒類鑑評会」でトリプル受賞を成し遂げた。酒蔵にはその格式の高さと確かな品質を物語る数々の賞状や、歴代内閣総理大臣から贈られた色紙がずらりと飾られている。さらに、敷地内にはかつての当主が孫の誕生を喜び建立した八幡神社があり、名家の心温まるエピソードも明かされる。

 番組では、高嶋の親友でもある世界的チェリスト・水谷川優子が元大関琴欧洲・鳴戸部屋の朝稽古に密着するほか、かつてプロボクサーとして活躍した超大物俳優の豪邸へ。成城に建つ14LDKという規格外の住まいに潜入し、その暮らしぶりをのぞき見する。
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