大阪・関西万博(大阪・夢洲)の民間パビリオン「よしもと waraii myraii館」で展示されている“巨大ネギ”が、閉幕後の所有者を探すことになり、公募が始まった。

 よしもと waraii myraii館は、吉本興業ホールディングスが出展し、「こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ」をテーマに、連日1万人以上が楽しんでいる。
大きな笑顔の球体「タマー」が目印で、その周辺で毎夜盛り上がる万博カラオケ&盆踊りも話題。

 一方、タマーの内部展示も異彩を放つ。現代アーティスト・MASARU OZAKI氏による巨大な「問いかけられるネギ」は「なぜここにネギが?」という問いが生まれ、「普段どれだけ無意識にモノを見ているか」に気づかせてくれ、生命の力強さ、そして未来への成長を象徴する。

 万博の閉幕にあたり、この作品が新たな場所でその物語を紡ぎ続けることを願い、この作品の未来を託す新たな所有者(個人・法人・団体)を公募。「購入をご希望される方も、寄付として受け入れ活用してくださる方も、この作品への想いと共に、その未来像をご提案ください」と呼びかける。

 アート作品の「活用計画」を最重視して選定し、最低譲渡価格は設けない。公募期間は9月3日まで。

■作品タイトル:問いかけられるネギ
アーティスト:MASARU OZAKI
サイズ:約4メートル
※公募対象は、横たわって展示されている部分
※現状有姿で引き渡し
素材:FRP、鉄、その他
コンセプト:未来への成長と、生命の力強さの象徴
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