サッカー元日本代表エースの本田圭佑(39)が、23日に公開された鈴木啓太(44)のYouTubeチャンネル動画に登場。そこで語った子育て論が反響を呼んでいる。

 本田は、星稜高校を卒業後、名古屋グランパスエイトに入団し、すぐ開幕スタメンを勝ちとった。しかし、五輪出場者が複数いるスポーツ家系とあって、家族から評価されなかった。開幕戦を見守った父は「ここ来る前にプレミアを見てきたけど、そのあとお前の試合を見たら見られへん」と言葉を残し、「ご飯も食べずに帰った」という。本田は「僕の育った環境を想像していただけるんじゃないかな」と語った。

 すると、そうした環境に耐えられる人間、耐えられない人間がいるのはなぜかという話題に。

 本田は「僕は周りに認められている手応えはあった。周りはすげーって言ってた」と、家族から認められない中でも、自分の中に肯定感があったと振り返った。そして、「耐えられない人間」について「どこでも認められない人なんじゃないかな」と想像。

 本田は「これは子どもを教育する上でもすごく重要なポイントなのかなと思っていて、やっぱり肯定感が低い子どもは、家でもすごくきびしく勉強やらされている、学校でも認められない、居場所を感じられていない。こういう子はやっぱりきついですよね。それは誰だって、誰にも認められなかったらやっぱりきつい」と言及。

 鈴木が「外でもし仮に認められていないと分かったら、家庭の中では認めてあげることが大事」と向けると、本田は「まさになんです。外で認められてるなと思ってたら、叩いていくのが大事」と続けた。

 ファンからは「教育論の所は本当に納得いく話」「本田の言葉は子供を育てる意味でも親も考えなきゃいけないな」「めっちゃ有益やと思う」「すごく説得力あった」など、多数のコメントが寄せられている。

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