俳優の藤原紀香(54)が28日、大阪・関西万博(大阪・夢洲)で開かれた「LIFE 2050 パビリオン(Live Anywhere/星の島の夏祭り)」の体験取材会に参加。囲み取材に応じ、残り日数も少なくなった万博への思いを語った。


 万博の「日本館」名誉館長を務める藤原は、24日に放送されたテレビアニメ『サザエさん』に本人役として、夫であり歌舞伎俳優の愛之助と共に出演。「祝!万博開催スペシャル」と題した特別編で、名誉館長としてサザエさん一家と接した。

 出演回を振り返り「夫婦そろって『サザエさん』のアニメの世界に参加させていただけということは喜びの至り。サザエさん一家を前に夫婦漫才をするという貴重な経験をさせてもらった」と笑顔で語った。

 そして、閉幕まで残り46日になったことを受けて「行くたびに新しい発見があって、気付きと発見の場で絶対に次世代に続いていくものだと思う。いろんな方々が次の世代につながることをひらめいている毎日なんだろうなと、自分が来ていない日も思う。一回でも多く来たいなと思う」と話した。

 「LIFE 2050 パビリオン」は2050年の学びや暮らしの世界を描き出す没入型の体験展示。木造校舎を再現した“小さな教室”を舞台に、複合現実(MR)デバイスを着用した来場者が世界中の生徒や教師とつながるという、未来の教室の様子を体験できる。体験映像には、俳優の橋本愛が“先生役”として出演する。

 なお、イベントは8月30日まで、万博内EXPOメッセ「WASSE」で開かれている。
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