夏恒例『24時間テレビ48』(8月30日~31日生放送、日本テレビ系)の読売テレビの放送では、白血病を乗り越えた“キッチンカーピザ職人”に密着したVTRを届ける。

 関西を拠点にピザの販売をしている河内佑介さん。
オレンジ色が印象的なキッチンカーには、佑介さんが作るピザを求めて多くの人が足を運ぶ。実は、料理経験がなかった佑介さんがピザ職人になったきっかけが「白血病」なのだという。

 当時、世界中を旅していた佑介さんは、訪問先のオーストラリアで白血病を発症。何の前兆もなく急激に体調が悪くなると、呼吸もできないほどの状態に陥った。その後も苦しい闘病生活を送るが、その支えとなったのは、骨髄ドナーになってくれた姉ら家族の存在だった。「生きているって当り前じゃない。やりたいと思ったことはすぐにしよう」と人生観が変化した。

 そう心に決めた佑介さんが退院の日に思い立ったのが、家族との楽しい思い出が残るピザをつくること。「ピザで人々を幸せにしたい」、「僕がピザを焼くことで白血病のことを知ってもらって、闘病している人の希望になれば」との強い信念でピザを作っている。

 「白血病を乗り越えた『旅するピザ職人』」は、31日午前11時24分頃~午後0時24分頃の枠で放送予定。さらに、特別に佑介さんが24時間テレビ限定の新作ピザを考案。2日間限定で読売テレビ社屋周辺にキッチンカーが出店し、ピザを販売する。
売上は全額募金する。
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