コンパクトサイズながら実用性が高いうえに、スタイリッシュで個性的なモデルがそろう欧州のSUV。定番のドイツやフランス勢に続いて、フィアットにアルファ・ロメオと、イタリア勢のニューモデルもようやく上陸。パワーユニットも豊富で、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドがそろう。BEVまで目を向ければ、スウェーデンのボルボもあるし、中国や韓国の車も控えていて、マーケットは賑わいをみせている。
いずれもグローバルに販売されるモデルだけに、コンパクトとはいえ日本の路上ではもはや堂々としたサイズ。それだけにどれも存在感のあるたたずまいがセールスポイントだ。インテリアも各メーカーの個性が見事に表われている。どんなカラーのどんなモデルを選ぶのか、ここはオーナーのセンスも問われるところでもある。
今回はフェイスリフトでガラリと印象の変わった『ルノー・キャプチャー』と、名前以外まったく新しい『アルファ・ロメオ・ジュニア』が登場。ともにラテン系BセグメントSUVの2台を試乗した松任谷は、いったいどのように評するのか。『ルノー・キャプチャー』に試乗した松任谷は「ルノー、ずいぶん変わったよな」とつぶやく。