世界的なミスコンテスト『ミス・ワールド2025世界大会』の日本代表を決定する『ミス・ワールド・ジャパン2025』のファイナリスト34名(当日2名欠席)が22日、都内で発表された。ファイナリストの1人、沖縄県出身の17歳高校生・儀間蘭月さん(ぎま・かづき)さんは、現在アーティストを目指して活動中。
ミス・ワールド・ジャパン日本代表として世界に平和のメッセージを伝えることを目標としている。

 沖縄のダンススタジオでダンス、歌、演技を学び、「日々ダンススタジオのコンサートやイベント等に出演しています」という儀間さん。その中で「宮本亜門さん演出の対馬丸を舞台としたミュージカル「戦後80年『生きているから』~対馬丸ものがたり~」や、元スーパーモンキーズの新垣寿子さん主演の「戦後80年ミュージカル『幼い日の記憶』」に出演させていただき、戦後80年となる今年、たくさんの経験をさせていただいております」と、戦争について想いを巡らすきっかけが多くあったという。そして「このような経験を生かして、エンタメを通じて世界に戦争に対する想いを、自分の言葉にして表現していきたいと思っております」と意気込みを語った。

 ミス・ワールドは1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われ、今年で75回目を迎える同ミスコンは「目的ある美」がスローガン。多数の応募の中から選ばれた34人のファイナリストが、10月開催のグランドファイナルを経て世界の頂点を目指す。
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