YOSHIKIが28日、東京・グランド ハイアット東京で行われたワインブランド『Y by YOSHIKI』の新ヴィンテージ発表会終了後、現在開催中のディナーショーについて報道陣に語り、3度目の首の手術を経て再びドラム演奏に挑んでいる心境や今後への思いを明かした。

 開催中のディナーショーでドラムパフォーマンスを行っているYOSHIKIは、「完全復帰を目指したい。
体が覚えている。ドラムの椅子に座ったら、体が勝手に動く」と語り、長年積み重ねてきた演奏感覚が自然に蘇ったことへの喜びを口にした。

 一方で、ファンとの触れ合いの中で右手を負傷してしまったことについて、「昨日まで右手にギブスをしてたんですけど」「復活コンサートで負傷しちゃいました…」と残念そうな表情で明かした。

 それでも、「お医者さんにも“くれぐれも慎重に”って言われてます」と語りつつ、今後も変わらずディナーショーを続けていく意向を示した。

 首を激しく振るドラム演奏については、「僕が健康的なスタイルに変えていきたい」「違った方法があると思うので、僕がその前例というか……3回手術してる人はいないから」と、肉体と向き合いながら音楽活動を続けていく覚悟を語った。

 この日行われた発表会では、YOSHIKIがプロデュースするワインブランド『Y by YOSHIKI』の新ヴィンテージ3種や、ブランド初のサブスクリプションサービス『Y by YOSHIKI Members Club』の開始が発表された。また、米『TIME』誌の2025年版「世界で最も影響力のある100人(TIME100)」に選出された現代美術家・奈良美智とのスペシャルコラボも明かされ、奈良氏のイラストをあしらった新たなワインが来年2月に登場する予定となっている。

 ディナーショー『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2025 in TOKYO JAPAN KURENAI』では、手術後初となるドラム演奏を再開するという大きな挑戦を実行中。音楽、芸術、ワインと多彩な分野で挑戦を続けながら、自らの身体とも真摯に向き合い続けるYOSHIKIの姿が、あらためて注目を集めている。
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