ドキュメンタリー7(毎月最終土曜 前11:00)で『Trust in Blue ~万博のブルーインパルス~』 と題して届ける。
航空自衛隊・ブルーインパルスは今年7月、万博でのフライトの再挑戦に挑んだ。その3番機を操縦したのは、大阪出身の最年少パイロット、松浦翔矢さん。彼の夢でもあった万博上空でのフライトの実現には、知られざる険しい道のりがあった。
もともと野球少年だった松浦さんは、中学3年生の頃にYouTubeをきっかけに「ブルーインパルスのパイロットとして、大阪の空を舞う」という夢を抱いた。それがかなうはずだった万博開幕日のフライトは、天候により安全が確保できず中止になった。
その後も試練は続き、展示飛行再挑戦を目指す中での飛行中止、同型機事故による訓練停止など、予測できない壁が次々と立ちはだかった。安全の確認ができるまでの間、ブルーインパルスのパイロットもすべての飛行を見合わせた。そうした中で「もう一度、空を舞う」という信念を支えたのは、チームメイトとの鋼鉄の絆、万博の空に笑顔を届けたいという強い使命感だったという。
ついに迎えた万博会場上空飛行の当日は、絶好のフライト日和。大屋根リングはその瞬間を待ち続けていた人で埋め尽くされた…。