俳優の伊澤彩織(31)が2日、自身のXを通じ、体調不良の悪化を伝え、舞台『礎の響~SEKIGAHARA~』降板を発表した。

 伊澤は、書面に「平素より応援してくださっている皆様へ」としたため、「この度、『礎の響~SEKIGAHARA~』をやむを得ず降板させていただくこととなりました」と報告。


 理由について「稽古に取り組む中で、以前から抱えていた体の不調が悪化し、 舞台に向き合うことが難しい状況となってしまいました」と説明し、「本番を控えるこのタイミングで降板という形になってしまい、 公演を楽しみにしてくださっていた皆様、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますこと、 心より深くお詫び申し上げます。そして何より、日頃より温かく応援してくださっている皆様のご期待にお応えできなくなってしまったことを、 深く受け止めております」と心境を吐露。

 「身体は少しずつ回復しております。しばらくは療養に専念し、また皆様の前に戻ってこられるよう努めてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜れますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます」とつづった。

 同舞台の公式Xも伊澤の降板を公表し、「なお、降板に伴う伊澤彩織さんの代役については現在調整中でございます。また、本件に伴うチケットのキャンセル・払い戻しはございませんので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。出演者・スタッフ一同、より一層心を込めて公演に取り組み、皆様にお楽しみいただける作品をお届けできるよう努めてまいります」と呼びかけた。

 伊澤は、スタントパフォーマー・俳優として活動し、実写映画『キングダム』、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』などのほか、映画『ベイビーわるきゅーれ』では高石あかり(※高=はしごだか)とダブル主演を務めた。

 舞台『礎の響~SEKIGAHARA~』は、俳優・水野美紀が手がけるノンバーバル・アクション演劇。水野が取締役兼プロデューサーとして参画する新会社「オールアウトチャレンジ株式会社」の第1弾プロジェクトとして、9月9日~11日に東京・神田明神ホールで上演予定。
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