歌手の中森明菜が、9月13日よりスタートする「明治ミルクチョコレート」の発売開始99周年を記念した「Melody of meiji」企画に登場。動画が公開された。


 「Melody of meiji」は、2026年に迎える発売100周年に向けて、「チョコレートは明治♪」でおなじみ、いずみたく氏 作曲の「明治チョコレートのテーマ」を、12組のアーティストが歌い継ぐ企画。動画は毎月1本ずつ、特設サイト上で公開される。

 13日公開の中森から始まり、10月13日に五木ひろし、11月13日にロックバンドBRAHMANのTOSHI-LOW、12月13日にFRUITS ZIPPERの動画が公開予定。

 中森の企業動画への出演は約15年ぶりとなっており、同社の動画への出演は約37年ぶりとなる。

 動画で中森は、チョコレートのようなブラウンのシャツに身を包み録音スタジオに登場。デスク上に「明治ミルクチョコレート」を見つけると、弾んだ声で「わあチョコレート!」とうれしそうに手に取った。「最近、本当にチョコレートにハマっちゃって、毎日チョコレートを食べないといられないくらい」とチョコ愛を語ると、レコーディング室へ向かう。笑みを浮かべながら、「チョコレート、チョコレート、チョコレートは明治♪」と、可憐で伸びやかな歌声を披露した。

 自身の歌声をバックに、「たくさんコマーシャルの方にも出させていただいて、バレンタインデーの企画があって、鏡の前で練習するんですね、こうやって」と「明治ミルクチョコレート」との思い出を実演しながら当時を振り返り。リズムに合わせて指を指揮棒のように振る姿や、スタッフと楽しそうに会話するレコーディング中の様子も公開された。

 また、同企画は7月から順次、総勢5人の有名小説家とのオリジナル短編小説コラボレーション「チョコレートをめぐる物語」の企画も公開している。小川糸氏、江國香織氏、角田光代氏らが、「明治ミルクチョコレート」100周年を記念し、チョコレートを題材にした短編小説を執筆した。
第1弾では『食堂かたつむり』『小鳥とリムジン』などで知られる小川糸氏の物語を、第2弾では『きらきらひかる』『冷静と情熱のあいだ Rosso』などで知られる江國香織氏の物語を公開しており、第3弾以降も含めて雑誌MOE(白泉社)で順次掲載する。

 さらに、歴代パッケージと共に99年の歴史を振り返る新聞一面広告「時をかけるチョコレート。」を9月13日付けの読売新聞の朝刊(全国)にて掲載。他にも歴代パッケージが期間限定で蘇る「明治ミルクチョコレートビッグパック」を11月18日より全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストアにて販売する。

●中森明菜、インタビュー

――「明治ミルクチョコレート」を初めて食べたのは何歳でしたか?
小学校の低学年の時に自分のお年玉で買って、少しずつ大事に食べた記憶があります。あの時代で板チョコといったら、明治の板チョコのイメージがすごく強かったものですから。ロゴのデザインは昔からちょっと変わっていますけどね。

――チョコレートは結構召し上がりますか?
最近ハマっています。ここ最近、本当に本当に本当に本当に本当に、もう毎日チョコレート食べないといられないくらい!元々はそんなに食べる方ではなかったのですが、ここ2ヶ月ぐらいは無性に毎日食べたくなって、大体1枚は食べます。半分にしておこうと思うんですけど、つい食べちゃうんです。自分でもびっくりしています(笑)。

――これまでで一番印象に残っている「明治ミルクチョコレート」の記憶はありますか?
明治さんには過去たくさんコマーシャルにも出させていただいて、本当にお世話になりました。いろんなパターンでコマーシャルを撮らせていただいている中に、バレンタインデーの企画があって。
その時は着物を着て、好きなボーイフレンドにチョコレートをどんなふうにあげたら気に入ってもらえるのかな、というのを、こうやって(板チョコを両手で手渡すしぐさをして)鏡の前で練習するんですね。そのコマーシャルを撮っていた時の記憶が、昨日のように覚えています。
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