展覧会サポーターと音声ガイドを務める松下は、大阪会場での記者内覧会に続きオールブラックコーデ、オールバックスタイルでシックに登場。
本展では、「イマーシプ(没入)」体験ができる大規模空間での映像上映も実施。ファン・ゴッホは、「100年後を生きる人々にも自分の絵を観てもらいたい」と願っていたと言われている。イマーシブアートによって、ファン・ゴッホの夢が、また新たな形で実現し、未来へと受け継がれていく。巨大モニターで「花咲くアーモンドの枝」など、ファン・ゴッホ美術館の代表作を高精細画像で投影するほか、3Dスキャンを行ってCGにした「ひまわり」の映像も紹介される。
イマーシブコーナーについて、松下は「ゴッホの作品を3Dで…説明していただいたんですけど、すごすぎてあまりよくわかってなくて」と苦笑いしつつ、「基本的には正面からしかみられないものが真横から見ることができる」と実際に体験してみて感じた特長を紹介。「油絵の絵の具の乗り方がすごく分厚かったんだっていうのがよくわかりました」と発見を興奮気味に話し、「どこかの地形をみているような、そんな立体感が体験できるので、ぜひご覧になっていただきたいですね」と呼びかけ、「これをゴッホが見たらどう思うんだろう」と思いを馳せていた。
展覧会は、あす12日~12月21日に東京都美術館で開催される。なお、土日、祝日および12月16日以降は日時指定予約制となっている。