松任谷由実が松田聖子のデビュー45周年を記念した楽曲「Stardust」の日本語訳詞を手掛けたことから実現した今回の対談。
松任谷は“呉田軽穂”名義で数多くの楽曲を松田に提供してきたが、手元の資料を見ながら「全部のタイトルを見ると、そのときそのときの自分の様子、まわりの様子、聖子さんの様子が浮かんでくる」、松田も「どの曲も、いただいたときに全部チャレンジングで。でも素晴らしい曲だから本当にありがたいです」と振り返った。
呉田軽穂作品は「私のキャリアを表すときに、本当に重要な作品」(松任谷)、「宝物です」(松田)と話す2人だが、松任谷が“アイドル”松田に楽曲を提供することへの想いや「技をつぎこんで作った」という楽曲、松田が「一番難しい」と感じた楽曲など、1対1でじっくり語り合う特別な時間となり、松田は「私が知らなかった曲を作ってもらうときの裏話というか。全然知らないことばかりだったので教えていただいて感慨深かった」と語っていた。