本作は、大石氏がNHK大河ドラマ『光る君へ』以来初の連続ドラマとして手がけた、夫婦の愛を問う令和のホームドラマ。松と阿部は、映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(2015年)以来、10年ぶりとなる夫婦役で“マリッジ・サスペンス”という新境地に挑む。
第8話(4日放送)ラストでは「あなたと出会ってすべてが壊れた。私たちは出会ってはならなかったのよ」と、ネルラ(松)が離婚を切り出した。同シーンにちなみ、人生を変えた出会いを問われると、松は「全部と言いたいですが、ピックアップされちゃうから」と悩みつつ、ピアノの先生だと明かした。
続けて「ピアノを教えてくれた先生が何人かいらっしゃるのですが、1人厳しかった先生と出会って、倒れたり、病気になったり」と回想。「でも、ピアノが好きだなと思ったり。ピアノを勉強したいと思ったけど、それをあきらめてお芝居しているので、その通りにはならなかったことも含めて運命的な出会いだなと思います」と、しみじみと振り返った。