今年4月にNetflixで独占配信され、日本のみならず世界各国で話題を呼んだ映画『新幹線大爆破』が、10月3日からイオンシネマ シアタス調布(東京)と同シアタス心斎橋(大阪)で2週間限定上映されることが決まった。

 爆弾を仕掛けられた新幹線がノンストップで走り続ける──。そんな衝撃的なアイデアと手に汗握るストーリーで、国内外を問わず人気を博した1975年公開の東映映画『新幹線大爆破』(監督:佐藤純彌、脚本:小野竜之助、佐藤純彌)。94年公開の『スピード』(監督:ヤン・デ・ボン)にも影響を与えたとされるタイムサスペンスの傑作が、50年の時を経てNetflix映画『新幹線大爆破』として、今の時代ならではのタイムサスペンスエンターテインメントに生まれ変わった。

 1975年に公開された東映映画『新幹線大爆破』(監督・佐藤純彌、脚本・小野竜之助、佐藤純彌)は、爆弾を仕掛けられた新幹線がノンストップで走り続けるという衝撃的な設定で観客を魅了。94年の米映画『スピード』にも影響を与えたとされる名作サスペンスだ。

 今回のNetflix映画版では、同作の熱烈なファンである樋口真嗣監督(『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』)がメガホンを執り、現代ならではの映像表現で再構築した。

 主演は『ミッドナイトスワン』(2020年)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草なぎ剛。06年公開の『日本沈没』でも樋口監督と組んで、名作を現代によみがえらせた。さらに円熟味を増した草なぎが、新幹線の安全を背負って爆破を阻止すべく奔走する車掌・高市を演じる。

 本作は配信初週、日本のNetflix週間TOP10(映画)で1位を獲得。さらにアメリカ、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど世界各地で視聴され、80以上の国・地域でTOP10入りを果たした。最新鋭の映像技術と緊張感あふれる物語が国境を越えて注目を集めた。

 今回の劇場上映は、世界的ヒットを遂げたサスペンス超大作を、大迫力のスクリーンで体験できる貴重な機会となる。

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