テレビ朝日系『緊急取調室』ファン大感謝イベントが26日、都内で行われ、主演の天海祐希をはじめ、田中哲司速水もこみち鈴木浩介、塚地武雅、でんでん、小日向文世らおなじみのキャストが勢ぞろいした。会場にはチケットに当選したファン約450人が集まった。


 本作は、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズ。12月26日公開のシリーズ完結編『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』とも連動するエピソードも交えながら、シリーズ史上最強の被疑者たちに立ち向かっていく。

 井上由美子氏が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、2014年1月期に誕生した本作。天海は「ここにいる心強い皆さんたちと一緒に12年、突っ走ってきました」と振り返り「今回でラストシーズンになりますが、皆さんに楽しんでいただけるように撮影を頑張っています」と胸を張る。

 イベント中盤では、過去シーズンに出演して強烈な印象を残した桃井かおりからサプライズでメッセージが寄せられた。長文でのメッセージの中で「1話とも闇に埋もれるには惜しすぎる、終わるには惜しすぎるドラマです」「皆さんには生まれ変わって、また違う名前でお目にかかります」とキントリへの愛を伝えていた。

 天海は「選ばれる言葉がやっぱり素敵ですよね。(撮影時の)思いがあふれてくるというか、ピリピリした空気感を思い出しますね。素晴らしいお芝居を最前列で拝見できました」と共演時を振り返り、「このメッセージを胸に、最後までは走り抜きたいと思います。ありがとうございます」と感謝を込めた。
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