本作は、今年放送されたTBS系金曜ドラマ『イグナイト-法の無法者-』や世界各国で話題となったNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』など、これまで数々のドラマ脚本を手掛けてきた山田能龍氏が、ドラマの制作現場を舞台に物語を描く。
原は、トラブル解決に奔走するドラマ制作会社の若手プロデューサーを演じる。このほか、いとうあさこ、松田大輔、永山たかし、清水麻璃亜がゲスト俳優として登場し、劇団員たちとともに、作品を盛り上げる。
原は今年、オーディション企画「timelesz project ―AUDITION―」を経てtimeleszにメンバー入りし、加入後初の舞台主演となる。取材会では「やっとこの日が来たかという感じです」と感無量の表情で、「去年の『愛称(相互にやじるし)蔑称』ではじめましてさせていただいて、山田さんから『来年のこのスケジュールを空けておいてくれ』とお話をいただいてから、1年半ぐらい経ちますよね」とオファーは加入前からのものだと告白。続けて「僕としてもカンパニーとしても、あたためてたというか、ここに照準を合わせてきたので、やっとこの作品をみなさんにお届けできる日がきたなという気合でバチバチです」と意気込んだ。
“timeleszの原”として舞台に立つにあたり、自身の中でのこれまでとの変化について聞かれると、「舞台の仕事を7年くらいやっていて、舞台で育ったと思っているので、舞台のよさが僕をきっかけに広まったいいなという思いがずっとあったんです」と吐露。そして晴れてtimeleszに加入し、「分母が少しでも増えたという事実はあるので、これを皮切りに舞台の世界がおもしろいんだなって思う人が増えたらいいなという思いはもっともっと増してきました」と意欲がさらに増幅したと力強く語った。
また「僕だけの人生じゃなくて、メンバーやファンの方の思いも背負っているので、ここでいかにおもしろい作品を客席に届けるか、みなさんに楽しんで劇場を後にしてもらうかがいかに大事かっていうのは重々承知なので、それだけ気合も入りますし、頑張りたいです」と背筋を伸ばした。
公演は、きょう26日から10月5日まで、東京・本多劇場にて上演される。
会見にはほかに、いとうあさこ、松田大輔(東京ダイナマイト)、永山たかし、清水麻璃亜、脚本・演出の山田氏が登壇した。