RCサクセション活動休止から4年後の1994年秋、雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』誌上でスタートし、2年以上にわたって続いた忌野清志郎さんと仲井戸麗市による文通連載『忌野君と仲井戸君』が、30年の時を経て1冊の書籍として刊行されることが決定した。10月中旬発売予定。


 同書には、1994年11月号から1997年2月号までの全31回分を収録。さらに、1995年に刊行された『忌野清志郎画報 生卵』に掲載された、若き日の2人による往復書簡「文通 1974-1976」もあわせて掲載される。表紙および巻頭の口絵には、1994年当時におおくぼひさこ氏が撮影した写真を使用。時代を超えて、2人の対話が新たに読者のもとに届けられる。

 同書の刊行は、当時連載を愛読していた担当者の強い想いから始動したという。連載当時の空気をていねいに再現した一冊となっている。
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