動画配信サービス「Netflix」できのう25日から配信が始まった人気シリーズ『今際の国のアリス』シーズン3に、俳優の渡辺謙が出演していることが明らかになった。物語の鍵を握る「老紳士」役で登場する。


 本作は麻生羽呂氏のコミックを原作に、命懸けの“げぇむ”に挑む若者たちを描いたサバイバルドラマ。シーズン2のラストで示された最後のトランプ「JOKER」をきっかけに、主人公のアリス(山崎賢人※崎=たつさき)とウサギ(土屋太鳳)が再び「今際の国」に足を踏み入れ、離れ離れになりながらも、新たに出会った仲間とともに、命懸けの“げぇむ”に挑む姿が描かれていく。新シーズンは原作の世界観を土台にしたオリジナルストーリーで展開される。

 そんな中、最も注目を集めていたのが2人を今際の国へと誘った「JOKER」の謎と言えるだろう。その謎に深く関わる存在として登場するのが、渡辺演じる老紳士だ。解禁された場面写真には、極限状態で“げぇむ”に挑んできたアリスの隣に、漆黒のスーツをまとった老紳士の姿が収められている。冷静さを漂わせるその姿は、アリスと鮮やかな対比をなしている。一体何者なのか!?

 シーズン2では、今際の国の最大の敵として「国民」ミラ(仲里依紗)が立ちはだかったが、果たして老紳士はアリスとウサギの敵なのか、それとも味方なのか。老紳士の存在が“げぇむ”参加者たちに何をもたらすのか、本編で明らかになる。

 『ラストサムライ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、数々のハリウッド大作で存在感を示してきた渡辺。世界的スターが「今際の国」に初めて登場することにより、物語はさらなる緊張感を帯びることになりそうだ。
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