原は前日の25日、30歳という節目を迎えた。抱負を聞かれると、「30代は時の流れが早いとかよく言われてきましたけども、そうなんだとしたら1年1年をより濃いものに。自分がいまやりたいことをやりたいメンバーで悔いなくというのをよりいっそう自分のなかで強めて、後悔のない30歳にしたいなと思います」と意気込んだ。
会見にはほかに、いとうあさこ、松田大輔(東京ダイナマイト)、永山たかし、清水麻璃亜、脚本・演出の山田能龍氏が登壇。誕生日当日にはカンパニーからの誕生日サプライズとしてケーキのプレゼントがあったという。しかし原は「忘れてて…!」と自身の誕生日であることをすっかり失念していたと本音。「朝は覚えてたんですよ。ただ舞台に行ってるから、あした本番だとか、ゲネだとか、そっちの脳だったんで、めっちゃびっくりしました」と見事なサプライズになったと明かした。
いとうは「急に1曲かかって、あれ?誰の誕生日だ?って」と当時の状況を振り返り、原は「それで松田さんと俺とあさこさんで踊っちゃって、ここで。そうだそうだ、おれハッピーバースデーだ!って」と笑顔で、いとうと松田とそのときのダンスを再現。会場が笑いに包まれる中、原は「30歳一発目のお仕事になりますから、気合い入れて頑張ります」と改めて意気込んだ。
本作は、今年放送されたTBS系金曜ドラマ『イグナイト-法の無法者-』や世界各国で話題となったNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』など、これまで数々のドラマ脚本を手掛けてきた山田氏が、ドラマの制作現場を舞台に物語を描く。
主演として、トラブル解決に奔走するドラマ制作会社の若手プロデューサーを原が演じる。共演には、いとうあさこ、松田大輔、永山たかし、清水麻璃亜がゲスト俳優として登場し、劇団員たちとともに、作品を盛り上げる。
公演は、きょう26日~10月5日に東京・本多劇場にて上演される。