梅田の「うどん棒 大阪本店」は、2004年のオープン以来、ミシュランガイド“ビブグルマン”に選出される名店。
一方で、店のSNSを見てみると、中華風のつけマーボ、カレー風のつけキーマなど変わったうどんの画像が出てくる。この裏には店主のうどん人生を変えた、ある人物の一言があったと明かされる。
「ラーメン業界の人たちとお付き合いするようになって、ラーメンマニアの人から、“ラーメンと違って、うどんって見た目がどれも一緒であまり変わり映えしないよね”っていうことを言われたのが衝撃的でした。クソッ!って思いましたね(笑)」
その言葉に発奮し、ラーメンに負けない見栄えがする創作うどんを毎月販売するように。その中で「近年では一番のヒット商品じゃないですかね」と語るのは、まるでスイーツのような見た目の、「無花果酢橘饂飩」(いちじくすだちうどん ※現在は販売終了)。香川県産の高級フルーツ・ハザマいちじくを丸ごと1個使用し、「ラーメン業界に負けてたまるか!と、探究心を忘れずにやり続けてはいますね(笑)」と熱く語る。
このほか、西中島の「本格手打うどん ゆうすけ」、京都の「山元麺蔵」、兵庫・加西市の「がいな製麺所」の店主がスタジオに集結する。