お笑いコンビオードリー若林正恭春日俊彰)がMCを務める、日本テレビ系『オードリーのNFL倶楽部』が、25日に放送。日向坂46の山口陽世が、およそ1年ぶりとなる同番組への“凱旋”を果たした。


 お気に入りのグリーンベイ・パッカーズのジャージに身を包み、スタジオに姿を見せた山口は「やっぱり楽しいですね。テレビで見ていたんですけど、現場にくるとより深まります。(今までの放送回も)録画してたまっています」と笑顔。普段から番組を追いかけていることを明かし、若林からも「前のシーズンはもういいじゃん」と笑みを浮かべながらツッコミが入った。

 番組中、若林が「ぱる(山口)がハイライト映像を見ていたら、ラインのブロックに反応していた」と驚きを口にすると、山口は「『アイシールド21』でラインの大切さを学びました。あの漫画によって、見る視点が増えてきました」と回答。アメリカンフットボールを語るうえで欠かせない“ライン”の重要性を理解している姿に、スタジオはどよめいた。

 高校時代にラインをプレーした春日も「QBとかレシーバーやRBは派手なポジションですけど、ラインがいるからこそ、パスが通ったりランが出るのよ」と熱弁。さらに「できるね~君ね。できるようになったね」と山口を称賛し、「そういうところを日向坂のメンバーに広めてもらいたいのよ」と期待を寄せた。

 ここで春日から「NFLをメンバーに広める活動はやっているの?」と直球の質問。山口は「はい~……」とやや歯切れの悪い返事をして笑いを誘った。
春日は「この番組からアイドル界に送り込んでいるようなものだから。あなたに託されているのよ」と畳みかけ、「今後広まっていかないと君の人望が疑われるよ」と冗談交じりにプレッシャーをかけた。すると山口は「手始めに後輩に広めていきます」と前向きに回答。若林がすかさず「お前だよ!」と春日にツッコむ場面もあり、スタジオは笑いに包まれた。

 およそ1年ぶりの登場となった山口は、NFLへの理解を深めながらも、オードリーとの軽妙なやり取りで番組の“潤滑油”として存在感を発揮。NFLファンのみならず、日向坂46のファンにとっても注目の回となっている。

 番組の模様は「TVer」で見逃し配信中。1週間視聴可能で、毎週金曜の午後5時に最新話に更新される。YouTubeの公式チャンネルでも、本編収録後のオードリーの本音や、過去の秘蔵映像などを随時公開していく。
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