芳根京子主演、King & Prince高橋海人(※高=はしごだか)が共演する映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開)において、芳根演じる陸と、高橋演じるまなみ、そして中沢元紀演じる田崎の同窓会での一コマを捉えた場面写真が解禁となった。

 作家・君嶋彼方氏のデビュー作を実写化。
物語の始まりは高校1年生の夏。プールに落ちたことがきっかけで体が入れ替わってしまった2人は、180度生活が変わってしまい、クラスメイトとの会話のひとつをとっても戸惑いだらけ。そんな中でも“坂平陸”として生きるまなみは、流れに身を任せて初めての彼女を作ったり…とそつなく過ごしており、そんなまなみに陸はやきもきしながら学生生活を過ごしていた。

 そこから15年、一度も元に戻ることのなかった2人。高校時代、陸にプロレス技をかけてじゃれていた田崎と陸の、初々しくもぎこちない初恋など、彼らにしかわからない秘密を共有しながら、30歳までさまざまな出来事を経験していく。そんな日々が続く中、30歳になった夏、突然まなみが問いかける。「もし、元に戻る方法がわかったって言ったら、どうする?」。

 高校1年生の夏に入れ替わってから、高校を卒業しそれぞれの道を歩むことになる陸とまなみ。大学に進学した2人は久しぶりに地元に戻り、同窓会に参加することに。その同窓会には陸の親友であり、高校時代は3人で多くの時間を過ごした、田崎の姿が。入れ替わった直後も、変わらず接してくれた田崎。

 元々は親友同士ということもあり、中身の相性はバッチリでありながら、さらに大人の女性として魅力的になったまなみ(陸)の姿に惹(ひ)かれていき、積極的にアプローチしていく田崎に戸惑う陸。
3人で楽しそうに過ごす姿と、どこか不安げな陸、そしてそんな陸を見つめるまなみ。入れ替わった2人が一緒に経験する“初恋”を捉えた写真となっている。

 2人がいつもの喫茶店「異邦人」でお互いの恋愛話に花を咲かせる一幕もあわせて解禁。2人で話すときだけ出てしまう、入れ替わる前の15歳の陸の足の開き方や、まなみのびっくりする仕草など、芳根と高橋のこだわりの所作が細部に光る。

 原作者の君嶋氏は、「陸とまなみに関しては、恋愛はもちろん普通の友だちとも違う、既存の言葉では言い表せないような関係として書きました」と2人の関係性を捉えており、そんな2人が一緒に経験することになる元親友との初恋…どんな結末となるのか。
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