演出家・脚本家の三谷幸喜が脚本、主演に菅田将暉を迎えるきょうスタートのフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(毎週水曜 後10:00※初回30分拡大)に歌手・タレントの堺正章の特別出演が決定。果たしてどんな役で出演するのか。


 芸歴は70年を超え、長きにわたり芸能界の第一線を走り続ける堺が“1984年”に降臨する。堺は5歳で子役として芸能界デビュー。その後16歳でザ・スパイダースのメインボーカルとして参加し、解散後も歌手としてソロ活動する傍らコメディアン、番組司会者、俳優などマルチに活躍する。新年の風物詩となっていた『新春かくし芸大会』(1964~2010年、フジテレビ系)では、毎年高難易度の芸を披露し“Mr.かくし芸”と呼ばれるなど、希代のエンターテイナーとして幅広い世代に愛される存在。現在も『THEカラオケ★バトル』(2014年~、テレビ東京系)をはじめとしたさまざまな番組に出演し、日本のエンターテインメント業界を牽引し続けている。

 なお、本作にはザ・スパイダースでツインボーカルを務めた井上順も客引きのうる爺役で出演。昭和、平成、令和と時代を越えて活躍する堺&井上コンビが1984年の物語をどのように彩り、盛り上げていくのか。注目が集まる。

 本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。菅田は、主人公で成功を夢見る演劇青年・久部三成(くべ・みつなり)を演じる。共演には二階堂ふみ神木隆之介浜辺美波という超豪華な顔ぶれが集結した。

 希望に満ち、好景気に浮き足立つ世相の一方で、渋谷の片隅にはまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様もあった。
栄光を追いかける者、恋に破れる者、迷惑で厄介な者、街を飛び出したい者…。一癖も二癖もあるがゆえ、不器用で生き方ベタ。端から見たら有象無象、でも本人たちは至って真面目で一生懸命。そんな“人間くさい”人たちが、目と目を合わせ、心と心を通わせ、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた「1984年」という時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描いていく。
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