俳優の佐藤二朗が探偵社を結成し、歴史の謎や新事実に深くスリリングに切り込む番組。
「ゴジラ」には、数々のシリーズがあるが、実は単なる娯楽映画にとどまらず、時代時代の社会問題を色濃く反映した作品も多い。今回はまず、核への警鐘を込めた『初代ゴジラ』で、作り手たちが施した「前代未聞の工夫」に迫る。
さらに、調査のために海外へ。アメリカ国防総省の機密文書から、ハリウッド版『GODZILLA』で原爆被害についての表現をめぐり行われた、制作者とアメリカ政府の生々しいやりとりが明らかになる。
そして、『ゴジラ-1.0』でアカデミー視覚効果賞を受賞した山崎貴監督のインタビューを通じて、核や戦争をめぐる世界の世論がどのように変化してきたか、その変遷に迫る。
■三上紘司チーフプロデューサーコメント
ゴジラは昨年、誕生から70年を迎えました。最新作『ゴジラ-1.0』はアメリカでも大ヒットし、アジア映画初のアカデミー賞視覚効果賞を受賞。その立ち姿やテーマ曲は、誰もが知るほど有名です。
しかしそもそも「なぜゴジラが制作されることになったのか」、その「歴史」を知る人は、今、そこまで多くないかもしれません。私たち「歴史探偵」は、その原点をひと解くとともに、ゴジラのあの「立ち姿」や「テーマ曲」に秘められた制作者たちの思いに、最新の科学技術で迫りました。
さらに、今回私たちは、アメリカでも取材を行いました。2014年に公開されたハリウッド制作の『Godzilla』、その制作過程で、アメリカ国防総省と制作者たちとの間に、知られざる駆け引きがあったことが明らかになります。
MCはご存じ佐藤二朗さん。「実は防衛軍士官役で4秒だけゴジラ映画に出演した」二朗さんが、初代『ゴジラ』の制作者たちの思いに触れ、どんな感想を述べるのかも必見です!
番組には、山崎貴監督も登場!ゴジラの人気の秘密を赤裸々に語ります!