ドラマ『垂涎-Desire-』が、日本公開されることが決定した。きょう3日からRakuten TVで配信される。


 本作は、BL界に新たな風を吹かせた“オメガバース”の実写作品。男女とは別に、容姿・知力・体力すべてでほかを圧倒する最上位属性で絶対的な支配者的存在・アルファ(A)、特殊な能力を持たない一般人で、人口の大半を占めるベータ(B)、非常に希少で、美しい容姿を持つことが多く、男女ともに妊娠可能な属性・オメガ(O)という新たな性区分が存在する世界観で繰り広げられる物語となる。さらに、本作にはアルファをオメガへと変貌させる圧倒的強さを持つ新たな性別「エニグマ(E)」が登場。異なる性別の男4人が、立場や本能に振り回されながら、運命的な恋愛と究極の駆け引きを繰り広げる。

 美貌の秘書・花詠にひと目ぼれする若き御曹司・盛少游役は、『傾愛(原題)』などで確かな演技力を磨いてきたチウ・ディンジエが務める。いつものように気に入った相手を攻略しようとしたが、その出会いが仕組まれた“罠”だったとは知る由もなかった。一方、花詠を演じるのは、2023年のオーディション番組『亜洲超新星団』で、ダンス&ボーカルスキルと端正なルックスで注目を集めたホアン・シン。盛少游からのアプローチで急接近するも、知られざる秘密を抱えていた。

 すべての偶然が狙われた“必然”だと知ったとき、2人を待ち受けるのは愛か、それとも破滅か。脚本・キャスティング・監督は、多くのBL作品を生み出してきた人気作家のノン・ジエン(弄簡)氏が担当。自らの手で作り上げた渾身の作品となっている。

 きょう3日午後6時からRakuten TVにて配信スタート。
11月21日まで、毎週2話ずつ配信予定。

■ストーリー
大手医薬品メーカー「盛放生物」の若き御曹司・盛少游(ション・シャオヨウ)は、病に倒れた父を救うため、研究段階にある新薬を入手すべくHSグループ社長・沈文琅(シェン・ウェンラン)のもとを訪れる。そこで出会ったのは、沈の秘書・花詠(ホワ・ヨン)。かつて父の入院先で偶然すれ違った彼は、盛少游にとって理想そのものだった。盛少游は花詠の妹の入院費を肩代わりし、家を失った彼に自らの持ち家を提供するなど、全力でアピール。急速に距離を縮めていく2人だが、花詠には盛少游に明かしていない秘密があった。
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