女優の瀧内公美が1日、都内で「第38回東京国際映画祭」(27日~11月5日、東京ミッドタウン日比谷など)のラインアップ発表記者会見に出席した。

 今年は、新設された「アジア学生映画コンファレンス部門」など主要11部門で構成。

「アジア学生―」はアジア各国の映画学校が推薦する60分未満の実写、アニメ映画から選出された学生映画のコンペディション部門となる。

 フェスティバル・ナビゲーターを務める瀧内はファンとして同映画祭に訪れていたといい、「デビュー当時から足しげく通い続けてきた映画祭なので、(ナビゲーター就任は)青天のへきれきでした。うれしく、緊張しております」と笑顔。

 ファンとして訪れていたこれまでの同映画祭で印象に残っている作品について聞かれると、「『百円の恋』ですね。すごい好きでした」と安藤サクラの作品をあげた。

 映画祭オープニングでは、吉永小百合の主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(阪本順治監督、10月31日公開)を上映。センターピースでは倍賞千恵子主演、木村拓哉が出演の映画「TOKYO タクシー」(山田洋次監督、11月21日公開)が、クロージングでは、第50回トロント国際映画祭観客賞(最高賞)を受賞したクロエ・ジャオ監督最新作映画「ハムネット」が上映される。

 コンペ部門には「金髪」、「恒星の向こう側」など15作品が出品される。

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