シンガー・ソングライターの吉田拓郎(79)が、CSフジテレビTWO/フジテレビNEXT「坂崎幸之助のお台場フォーク村 特別篇『拓郎あいしてる』」(10月7日・後7時=TWO、同・深夜0時=NEXT)にゲスト出演することが30日、発表された。
同番組は普段、「しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT」として、ももいろクローバーZ・玉井詩織(30)とTHE ALFEEの坂崎幸之助(71)がMCを務める生放送の音楽番組。
拓郎は22年7月にフジ系で放送された「LOVE LOVE―」の最終回以来、約3年ぶりのテレビ出演。昨秋に「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」の復活特番で元気な声を届けていたが、テレビカメラの前に姿を見せるのは久々となる。
演奏曲は全て、拓郎自ら選曲した。CMソングとしても採用された「ガンバラナイけどいいでしょう」や、「LOVE LOVE―」のテーマソング「全部だきしめて」を披露。広島でアマチュアのR&Bバンドとして活動時代にカバーしたティミ・ユーローの「涙が頬をぬらす時(What’s a Matter Baby(Is It Hurting You)」などを届けた。
トークパートでは、拓郎が広島から上京した頃の思い出話を始め、「LOVE LOVE―」の出演をきっかけに変わったアーティスト人生、番組で共演した出演者たちへの思いなど、本音を告白。再会とともに感慨深い時間となった。
○…篠原は、今年3月に死去した歌手・いしだあゆみさん(享年76)の楽曲「今夜は星空」を歌唱した。拓郎が1978年に、いしださんに提供したナンバー。低音域でハスキーな声質の篠原の歌声に同曲がマッチすることを確信した拓郎が「これこそ篠原ともえ!」とオファー。念願がかなった形だ。