元AKB48で女優の平嶋夏海が1日、都内でアイドルの発信力を活かした「地方創生2.0」モデル事業記者発表会に登場した。

 「地方創生2.0」は人口減少に歯止めをかけ、地域全体の活性化と持続可能な社会の実現を目指す国の経済政策。

6月13日の交付決定を受けて、奈良県宇陀市、山梨県大月市、和歌山県那智勝浦町の3つの自治体が「アイドル・タレントと一緒に地域の活性化」を図るモデル事業を実施することになった。

 公民連携推進大使に就任した平嶋は「このような大役を拝命いただき大変光栄です。私たちが関わることで、1人でも多くの方が(それぞれの)土地を訪れるきっかけになればと思っております。どうぞよろしくお願い致します」と背筋を伸ばした。

 普段からバイクに乗っているという平嶋。「いろいろな土地を訪れているので、実際に私はバイクで走って、街の良さを肌で実感していきたいなと思っています」と話した。アイドル時代から応援してくれてくれているファンに向けて「私が行った所に、聖地巡礼という形で行ってくださる方も多くてすごくうれしい。東京に住んでいないから会いに行けないよっていう方も3つの地域に行った際には会いに来てくださったらうれしい」と笑顔を見せた。

 平嶋は10月から毎月各自治体を訪問し、魅力の発信、事業者の広報支援などを通じて、地域経済の活性化に向けて活動する。13日には大月で開催される大月ゲームサミットへの参加が決まっている。

編集部おすすめ