TBSテレビ、U-NEXT、そしてTBS傘下のクリエイティブスタジオ「THE SEVEN」の3社による初の共同プロジェクト「TBS×U-NEXT×THE SEVEN グローバルプロジェクト」が始動。その第1弾として、累計発行部数300万部を突破した人気漫画『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を初めて実写化し、主人公・土方歳三を俳優・山田裕貴が演じることが発表された。


 本作は、迫力あるタッチと圧倒的な画力が魅力の橋本エイジが漫画を担当し、「終末のワルキューレ」でも知られる梅村真也が原作で、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生き様を、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描いた人気コミックが原作。

 ただ己の“最強”のみを追い求めた喧嘩っ早い“バラガキ”土方歳三が、近藤勇という器と出会い、沖田総司、斉藤一といった強烈な個性を持った仲間たちと共に、歴史に名を刻む“新撰組”をいかにして作り上げていったのか。時代の変革期に自らの生きる意味を問い、命を懸けるほどに熱く滾る覚悟を持って、短くも鮮やかに生きた彼らの生き様を、友情、裏切り、信念が交錯する彼らの物語を、現代的で艶やかに魅力的なキャラクター造形と、史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えて映像化。誰も見たことのない、新たな新撰組の伝説を創り上げる。

 主演の山田裕貴は、作品ごとに全く異なる顔を見せる演技力で注目を集める実力派俳優。近年も話題作への出演が続き、今作では荒々しさと狂気を秘めた土方の姿を体現する。「令和の土方歳三」としてどのような新境地を見せるのか。本作は「ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント」を掲げ、今年4月から撮影をスタートし、京都、滋賀、静岡、千葉など全国各地でロケを敢行。2026年春にTBSでスペシャルドラマとして地上波放送、さらにU-NEXTでドラマシリーズとして独占配信される予定。

■コメント
<主演・山田裕貴>
原作の土方歳三の熱量や仲間との絆、
それが誰かを動かしていく様がすごくしっかりと描かれているので、そこは本当に大事にしたくて「やるなら最後までやり遂げたい」と強く思いました。
でも、最近、走り続ける中で自分の炎がどこにあるのか分からなくなるような、そんな孤独を感じてたんです。
それでも「信じられないようなことを続けていれば、いつか信じられないことが起きる」ということだけは信じてて。

それって新撰組もそうだったんじゃないかって思ったんです。
仲間や自分たちが死ぬかもって時に、時代を、世界を変えたい、
その一心だったんじゃないか・・・生きてるから何か出来る、
俺は生きてる、だから何かせねばって。
そんな思いを森井Pに話した時「その鬱憤をここで晴らしてくれ」と。
それからはもう、歳三じゃないですけど
「燃やすしかねえだろ、滾らすしかねえだろ」となれました。
素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います。
ぜひ、皆さんに見ていただきたいです。
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