新宿線の10000系『ニューレッドアロー』1編成をリニューアルし、西武新宿と本川越を結ぶ観光特急とするもので、2028年度より運行を開始する。
10000系『ニューレッドアロー』は、西武鉄道初の特急車両である5000系『レッドアロー』(1969年デビュー)の後継車両として登場し、1993年より新宿線の特急『小江戸』として運行を開始。2027年春の『トキイロ』の定期運行開始に合わせて、現在の定期運行を終了するが、その後1編成にリニューアル工事を施し、2028年度より新宿線を走る観光特急として運用されることになった。
車両デザインは、アニメ『機動戦士ガンダム』などで世界的に知られる大河原氏が監修する。大河原氏が鉄道車両の外装・内装デザインを一貫して手掛けるのは、今回が初めて。
西武鉄道は「洗練された機能美の中に『温かみ』や『親しみやすさ』を感じさせる大河原氏のデザインが、連続立体交差事業等によって進化し続ける新宿線の新たなシンボルにふさわしいと考え、車両デザインの監修に至りました」と説明する。
大河原氏ならではの独創的でアイコニックなデザインに加え、車内も現在の通勤型特急車両から生まれ変わる。一般席のほか半個室やソファ席を備えた特別感のある客室空間となり、バーカウンターも設け、軽食・ドリンクの提供を行う。「車両名称やサービス等の詳細につきましては、決定次第改めてお知らせします」とする。
公式Xでビジュアルが公開されると、早くも「レッドアロー=赤い彗星!!!」「シャア専用レッドアロー降臨ですな」「自動放送は池田秀一御大でオナシャス」「大河原氏だけにロボットに変形しそうなデザイン」「何ですかその上井草が停車駅に加わりそうなデザイン!」など、大反響となっている。
■新宿線観光特急
運行開始時期:2028年度(予定)
運行区間:西武新宿~本川越駅間など
使用車両:10000系 10112編成※
編成車両数:1編成7両
デザイナー:大河原邦男氏(有限会社オフィス・ケイ)
※本車両にはVVVFインバータ制御を搭載した環境負荷の少ない10000系をリニューアルして使用
■大河原邦男氏 コメント
1972年タツノコプロの科学忍者隊『ガッチャマン』でメカデザインの仕事に巡り合い半世紀以上が経ちました。アニメ作品では列車を含め多くのメカをデザインしてきました。列車が変形してロボットになると言ったデザインを多く経験してきましたが実際の鉄道のプロジェクトに関わるチャンスを頂けたことに感謝をするとともに責任を感じています。
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