パンチくんは、母親が子育てをできなかったことから人工哺育で育てられ、オランウータンのぬいぐるみを母親代わりに成長。現在はサル山の群れに入り、ほかのサルたちと過ごす姿などがメディアやSNSを通じて注目を集めている。寄付総額は8月30日時点で7000万円を超えている。
本書は、市川市動植物園の全面協力のもと、パンチくんが生まれてから群れの一員として過ごすまでの歩みを、写真と物語で紹介するもの。子どもから大人までパンチくんとニホンザルについて学べるよう、ニホンザルの生態を紹介する図鑑ページも収録する。
写真ページには、母親代わりのオランウータンのぬいぐるみ「オランママ」にしがみつく姿や、群れ入り後にほかのサルたちと遊ぶ様子などを掲載。飼育員が撮影した1万枚を超える写真から厳選した、パンチくんの生き生きとした姿を収めている。
物語ページでは、飼育員が語るパンチくんの成長を絵本調で紹介。生まれてからサル山で群れの一員として過ごすまでの出来事を、画家・イラストレーターのおちょぴの絵とともに振り返る。
さらに、生態図鑑ページではニホンザルの体のしくみやサル山の1日、サルたちのルールなどを紹介。動物学者の今泉忠明氏が監修を務め、ニホンザルの生態を学べる内容となっている。
本書は、2020年に市川市と市進ホールディングスのグループ会社が締結した「包括連携協定」に基づき、子どもたちへの学びの提供を目的として制作。
市川市動植物園課長・安永崇氏は「パンチに関する書籍のご要望の声をたくさんいただきましたが、Gakken様、市進ホールディングス様のご協力で、このような素敵な形になりましたことをうれしく思います。 児童書の枠にとどまらず、大人も楽しめる構成になっています。多くの方に読んでいただけることを願っています」とコメントしている。
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