ポイント還元、キャッシュバックなどのキャンペーンを行っているサービスも多く、キャンペーンの頻度も高いため、お得に買い物ができるというのも大きなメリットになっている、QRコード決済。ここ数年で一気に世の中に浸透し、使い始めたという人も少なくないことだろう。
今回は最新のQRコード決済の市場シェアの状況を、アンケート調査の結果からお伝えしていきたい。
QRコード決済、「普段よく利用する支払い方法」で1位に
これまでのスタンダードだった「現金」は37%に留まった(「保険マンモス株式会社」調べ)
保険相談サービスを提供する保険マンモスは3月31日から4月1日、QRコード決済利用経験者500人を対象とした「QRコード決済に関するアンケート調査」を実施。その結果を集計し、4月7日に公表した。
回答者の属性としては「31~40歳」が最も多く39%となり、20代30代で全体の65%を占めている。また「普段よく利用する支払い方法」の質問では「QRコード決済」が69%と最も多い結果にとなり、キャッシュレス決済で最も浸透しているイメージの強かった「クレジットカード」(47%)を上回る支持を集めている。3位以降には3位「現金」(37%)、4位「カード式電子マネー」(12%)と続いた。
利用しているQRコード決済、1位はPayPayが圧倒的!
上位4位まではスマホキャリア系列のサービスが並んだ(「保険マンモス株式会社」調べ)
ではそんなQRコード決済の中で、いったいどんなサービスが人気なのだろうか。「利用しているQRコード決済を教えてください(複数回答可)」という質問では、3位となったのは92票を集めた「d払い」だ。回答者は500人なので、2割弱のQRコード決済ユーザーが利用していることとなる。そして2位には「楽天ペイ」で、得票数は142票となっている。日本屈指の経済圏である「楽天経済圏」の一員として楽天ポイントのやりとりができるのは経済圏の住人にとっては大きなポイントと言えるだろう。
そして栄えある1位に選ばれたのは、やはり「PayPay」。業界の“絶対王者”の存在感は健在で、得票数は実に294票と2位以下を大きく引き離す断トツの結果となった。
PayPayといえば魅力的な還元キャンペーンを定期的に実施していることでも知られている。2022年にも2月から3月にかけて支払額の最大全額戻ってくる「超ペイペイジャンボ」を開催するなど、ユーザーが積極的に「PayPayで支払おう」と思う施策を打ち続けている。
そんな魅力的なキャンペーンを続けているからこそ、こうして圧倒的な支持率を残しているのは間違いないだろう。
2022年も4ヶ月が経ってきているが、今年もPayPayの独壇場となりそうな気配だ。はたしてこの支持をどこまで伸ばしているかに注目が集まる。
出典元:保険マンモスは→こちら
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