残暑というには暑すぎる9月のスタート、冷たい梨の甘い魅力にはなかなか勝てそうにない。鳥取県産の二十世紀梨が8月末から順次全国で販売されている。
鳥取県は、全国1位の生産量を誇る「二十世紀梨」の名産地。8月22日には、鳥取県湯梨浜町で今年の露地栽培の二十世紀梨の出来ばえを確認する査定会が開かれ、平均糖度11.7度と、平成18年以降の県内査定会で最も高い糖度を記録した。二十世紀梨は、透きとおるような淡い黄緑色の肌とジューシーさが特徴。口に含めば酸味と甘さのバランスがとれたさわやかな味わいの果汁がほとばしり、シャキシャキとした食感も楽しめる。
二十世紀梨だけでなく、濃厚な甘みとみずみずしい食感から人気が高まっているオリジナル品種「新甘泉(しんかんせん)」など、鳥取県にはさまざまな品種がある。アンテナショップ2階の「ももてなし家」では、9月13日(土)から期間限定でプレミアムな梨パフェ(税込み1740円)も登場する。