写真家青山裕企が「“少女”とは何か？」を問う、写真集「少女礼讃（しょうじょらいさん）」発売！！ (2020年6月3日)

株式会社青幻舎は、ベストセラー写真集「スクールガール・コンプレックス」シリーズなどで知られる写真家 青山裕企が、素性の明かされていないひとりの“少女”を謎めいた関係性で撮影し続けている作品を、圧倒的なボリュームでまとめた集大成の写真集「少女礼讃」を2020年6月下旬に刊行します。[画像: https://prtimes.jp/i/8640/25/resize/d8640-25-671783-0.jpg ]「少女礼讃(しょうじょらいさん)」は写真家 青山裕企が、誰も知らない、ひとりの女性を撮影し続けている作品である。年齢、名前が明かされてない、SNSでの情報発信や、モデル・アイドル活動といったこともしていない、どこに住んでいるかも分からない、ひとりの女性。中学生のようなあどけない笑顔と、たまに見せる、驚くほど大人びた表情。小柄で、「女の子っぽい」髪型。しかし、あか抜けない服の中には成熟した体が隠されている&hellip;&hellip;。2018年の夏に出会ったこの女性を、青山は毎週のように、圧倒的な量と質で、徹底的に撮影し続けている。青山はこの女性に出会った時に、眩いほどの&ldquo;少女らしさ&rdquo;を感じたという。それはこれまで「同級の女の子」を「少年」の気持ちで撮ってきた青山が、「大人」の眼差しを持ったことを意味する。数々の著名アイドルやモデルなどを撮影してきた青山が、この名もない女性に見出した&ldquo;少女性&rdquo;とはなんなのか。それは、これまで固定概念として語られてきた「少女らしさ」「少女趣味」といった枠からはみ出た、ありのままの美しさ。撮影ごとに異なる表情を見せ、撮影を重ねるほどに、生まれ変わる&ldquo;少女&rdquo;。撮影の度に別の誰かになり、撮影が終わるとまた誰でもないひとりの女性に戻る。繰り返し続ける、新しい&ldquo;少女&rdquo;との出会いと別れ。撮影者である青山にとどまらず、鑑賞者も巻き込まれていく、&ldquo;少女&rdquo;を介したパラレルでエンドレスな行為。「少女礼讃」は&ldquo;少女&rdquo;という存在があって撮ることができる写真であり、&ldquo;少女&rdquo;という存在そのものへ畏怖の念を込めた、祈りの儀式の記録である。■書誌情報発売：2020年6月下旬書名：少女礼讃（しょうじょらいさん）著者：青山裕企編集：池谷修一判型：B6変型総頁：512頁定価：本体3, 500円＋税ISBN978-4-86152-797-5 C0072■著者プロフィール青山 裕企（あおやま・ゆうき）写真家｜Mr.Portrait1978年 愛知県名古屋市生まれ。筑波大学人間学類心理学専攻卒業。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。現在、東京都在住。『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、サラリーマン・女子学生・少女など、&ldquo;日本社会における記号的な存在&rdquo;をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や少女・父親像などを反映させた作品を制作している。企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ