コロナ禍におけるホテル・旅館業界を支援『格安アウトプレースメントサービス（再就職支援）』を開始 (2020年7月29日)

ホテル業界に特化した人材マネージメントを提供し、求人情報サイト「ホテル求人ドットコム」を運営する株式会社アイ・エヌ・ジー・エンタープライズ（本社：東京都文京区、代表取締役：橋本 伸）は、新型コロナウイルスの影響を受けているホテル・旅館業界に特化したアウトプレースメント（再就職支援）サービスを2020年7月15日にはじめました。https://www.ing-ent.co.jp/profile/service_outplacement.htmlコロナ禍で経済的に厳しい状況に追い込まれている業界の一つがホテル・旅館業界と言われているが、新型コロナウイルスが国内で感染拡大する以前から同業界は、厳しい状況にあったと株式会社アイ・エヌ・ジー・エンタープライズの橋本社長は語る。インバウンドや東京五輪需要を見込んでの異常ともいえるホテル建設ラッシュによる客室供給過剰や日韓輸出規制問題により、昨年７月頃から韓国人旅行者が激減した事にある。それに加えコロナによる東京五輪・パラリンピックの延期が決定打となった。インバウンド需要が国内にもたらす旅行消費額は国内旅行消費全体の17％程度のため、邦人需要に切り替えれば、さほどホテル・旅館経営に影響がないとの見方もあるが、東京五輪需要（インバウンド）を見込んでホテル建設を進めている企業には異業種からの新規参入者も多く、慣れないホテル運営において、チャネルの切り替えには、時間もかかり容易い作業ではないという。他方、今年の2月頃から新型コロナウイルスの感染拡大により国内のホテルの稼働率は軒並み5％～20％程度で推移し、宴会・レストランの需要も一気に冷え込んでしまった。これらの状況から既に経営破綻に追い込まれたホテルや旅館は数多くでてきており、同社への相談も増えてきたという。アウトプレースメントサービスを開始(https://www.ing-ent.co.jp/profile/service_outplacement.html)[画像1: https://prtimes.jp/i/48610/5/resize/d48610-5-898389-2.png ]新型コロナウイルスの感染拡大が続けば経営破綻するホテル・旅館は相当数でてくることは間違いない。企業が経営破綻する前に必ずコストの削減や人員削減を行いダウンサイジング（規模縮小）などの施策を講じるのが通例だが、アイ・エヌ・ジー・エンタープライズは、その人員削減により、退職勧奨や解雇を告げられた労働者の再就職支援業務を請け負うという。国内に於いてのアウトプレースメント事業は、バブル経済崩壊後の1990年代半ばに経営破綻する企業が続出した事により当時、大手人材サービス会社が手掛け、ビジネスとして定着した。コロナ禍により再びそのニーズが高まると橋本氏はみている。同社のサービスは、退職者のフォローを極力オンラインにて行い、退職者の自己分析作業から始まり、キャリアプランの設定、職務経歴書の書き方、求人の提供、模擬面接など、多岐にわたりアドバイスをする。一般的にアウトプレースメントサービスは、依頼主となる企業がアウトプレースメント会社へ一定料金（1人当たり50万～150万）の手数料を支払うのだが、アイ・エヌ・ジー・エンタープライズでは、退職者が再就職先に内定した場合に限り料金が発生する成果報酬制のため、退職者が採用に至らない場合、費用はかからない。[画像2: https://prtimes.jp/i/48610/5/resize/d48610-5-822351-pixta_43555801-1.jpg ]内定した場合の料金は、一人当たり10万円と格安だ。その理由は、退職者の再就職先から紹介手数料を徴収することで、収益のバランスを保てるからだと橋本氏は言う。ホテル・旅館業界における本当のコロナショックはこれからかもしれない。ホテル・旅館業界に特化した人材斡旋の強みを生かした新たなアウトプレースメントサービスに期待したい。アイ・エヌ・ジー・エンタープライズは、1997年に国内で初めてホテルスタッフ専門の人材サービス会社として設立された。同社が運営する求人サイト「ホテル求人ドットコム」https://www.hotelkyujin.comはホテル・旅館業界では国内最大級。コア業務として人材紹介・ヘッドハンティング業務を行っている。筆者 EL.F&Bコントロールオフィス代表 ホテルコンサルタント 望月 良雄＜会社概要＞会社名：株式会社アイ・エヌ・ジー・エンタープライズ住所：東京部文京区関口1-35-17山水ビル3F資本金：1,000万円設立：1997年2月代表取締役 橋本 伸事業内容：ホテル総合アウトソーシング事業許認可：有料職業紹介事業（13-ユ-080304）URL：https//www.ing-ent.co.jp企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ