第２回スーパーコンピュータ「富岳」：成果創出加速プログラムシンポジウム「富岳百景」―「富岳」3年の軌跡―を開催します

スパコン「富岳」の最先端の研究結果を第一線の研究者から、わかりやすくご紹介[画像1: https://prtimes.jp/i/96119/5/resize/d96119-5-6c913f683c27a6181564-4.jpg ]高度情報科学技術研究機構（理事長 田島 保英）は、2022年12月21日（水）に、第２回スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムシンポジウム「富岳百景」―「富岳」3年の軌跡―を開催します。スーパーコンピュータ「富岳」（*1）が動き出して3年。その間に、文部科学省の「富岳」成果創出加速プログラム（*2）で生まれた様々な研究成果について、第一線の研究者から、高校生も含む皆さまに向けてわかりやすくご紹介します。特別講演では、2022年ゴードン・ベル賞ファイナリスト課題である地震シミュレーションをテーマに、東京大学 地震研究所 計算地球科学研究センター センター長 市村 強氏が講演いたします。また、「防災・減災」「ものづくり」「ライフ」「宇宙・素粒子」「材料」の５つの分野から、身近なテーマを採り上げ、「富岳」の取り組みや研究成果をご紹介します。パネルディスカッションでは、Z世代に大人気のカリスマプログラマーでありITインフルエンサーの千代田まどか（ちょまど）さん、そして新進気鋭の若手研究者3名を招き、「夢の形～未来のコンピュータ～」をテーマに、リアルタイムでディスカッションを行います。「富岳」を駆使して生み出された多彩な研究成果に触れられる機会ですので、多くの方のご参加をお待ちしています。詳細・お申込はこちら：https://fugaku100kei.jp/events/kasoku/2022/開催情報開催名称：第２回スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムシンポジウム「富岳百景」―「富岳」3年の軌跡―開催日時：2022年12月21日(水) 11:00～17:30開催場所：オンライン（Zoom）対象： 企業・一般の方・高校生・大学生主 催：一般財団法人 高度情報科学技術研究機構協力機関：HPCIコンソーシアム／理化学研究所計算科学研究センター目 的：「富岳」成果創出加速プログラムの成果発信参 加 費：無料（＊事前の参加申し込みが必要です）参加申込URL：https://fugaku100kei.jp/events/kasoku/2022/プログラム紹介■講演●特別講演「富岳」による地震シミュレーション（ゴードン・ベル賞ファイナリスト課題）◆市村 強東京大学 地震研究所 計算地球科学研究センター センター長 [画像2: https://prtimes.jp/i/96119/5/resize/d96119-5-e89cc630716aca28db15-5.png ]● 講演（各30分）１. 防災・減災（線状降水帯）◆ 川畑 拓矢 気象庁気象研究所 気象観測研究部 室長２. ものづくり（クリーンエネルギー）◆ 吉村 忍 東京大学 大学院工学系研究科 教授３. ライフ（個別化医療）◆ 伊井 仁志 東京都立大学システムデザイン学部 准教授４. 宇宙/素粒子（基本法則から元素の生成）◆ 橋本 省二 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 理論センター 教授５. 材料（光エネルギー変換材料）◆ 藤井 幹也 奈良先端科学技術大学院大学 教授■パネルディスカッション「夢の形～未来のコンピュータ～」今スパコンで何ができているか、これからどんな未来が期待ができるのか 若手研究者やプログラマーとディスカッションします。高校生や大学生など、若い未来の研究者にもお届けしたい、考えていただきたい内容です。視聴者もTwitterでリアルタイムに議論、質問に参加可能です。登壇者[画像3: https://prtimes.jp/i/96119/5/resize/d96119-5-97b498a8eddc00b4e9ed-3.png ]＊1)スーパーコンピュータ「富岳（ふがく）」とはスーパーコンピュータ「京」の後継機として理化学研究所が整備を進めてきた計算機で、2020 年４月から先行して成果創出加速プログラムなどの運用を開始、2021年3月9日に共用を開始した。2021年11月のスパコン性能ランキングでは「TOP500」と「HPL-AI」を含め4期連続4冠を達成し、2022年11月のスパコン性能ランキングでも「HPCG」、「Graph500」において6期連続の世界第1位を獲得しており、世界トップクラスの性能を持つ。(「富岳」については、理化学研究所計算科学研究センターHP https://www.r-ccs.riken.jp/jp/fugakuをご覧ください。)＊2)「富岳」成果創出加速プログラムとは 「富岳」成果創出加速プログラムは、「富岳」を用いた成果を早期に創出することを目的として文部科学省が設置した。（1）人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓、（2）国民の生命・財産を守る取組の強化、（3）産業競争力の強化、（4）研究基盤の4領域について課題の選定が行われ、選定された課題は、「富岳」の計算資源を優先的に無償で使用し、速やかな成果創出を目指す。（詳細は、文部科学省「富岳」成果創出加速プログラム（892KB）「https://www.r-ccs.riken.jp/wp/wp-content/uploads/2020/10/1420767_003.pdf」をご覧ください）＜イベントに関する問い合わせ先＞一般財団法人 高度情報科学技術研究機構シンポジウム「富岳百景」事務局E-mail kasoku@operation-desk.jpお問合せ時間：土・日・祝祭日を除く10:00～17:00企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ