オントロジカル・コーチングの普及を目的に『一般社団法人日本オントロジカル・コーチング協会』を設立

自分が変わる。世界観が変わる。未来を創造するオントロジカル・コーチング[画像1: https://prtimes.jp/i/100883/4/resize/d100883-4-73d4ddf6287e43c4fd7c-0.png ]働く人と組織の志をつなげ、ともに成長できる世の中を目指して、日本からリーダーシップの意義を変えるべく、コーチングというアプローチで人、リーダー、組織づくりのプロセスを支援してきた 35 CoCreation 合同会社（本社︓東京都渋谷区）CEO 桜庭理奈は、2023 年 3 月27日、オントロジカル・コーチングの普及を目的に一般社団法人日本オントロジカル・コーチング協会を設立いたしました。 オントロジカル・コーチングの概要 オントロジカル・コーチングとはコーチングメソッドの一つで、オントロジー（存在論）＝今自分が人間としてどうあるのか（Being）に着目したコーチングモデルです。クライアント（コーチングを受ける人）が抱える課題を自分自身の「Being（あるがままの状態）」の観点から深く理解し、本質的に解釈を変えることで、自律的に解決策を見出せるようになるのが最大の特徴です。 なぜオントロジカル・コーチングなのか VUCA の時代と言われて久しい昨今、世界を見渡してみるといつまた襲ってくるかわからないパンデミックへの不安や戦争、気候変動など、その傾向はますます加速するばかり。そんな不透明で不確実な時代に、過去の事例を踏まえて導き出す表層的な解の探求だけでは、本質的に課題解決することはできません。これまでの常識や価値観では答えを見つけることのできない課題を解決するためには、本質的な変容が不可欠です。 オントロジカル・コーチングは、価値観や信条、倫理観、判断軸を捉えなおし本質を変化させることで、総合的な判断ができる「戦略的洞察」が身につき、困難な課題解決にも臨めるようになります。 しかし、オントロジカル・コーチングを専門的に研究し実践しているコーチは、日本ではごくわずかです。当協会はオントロジカル・コーチングの実践と普及・発展に貢献し、コーチング分野全体の発展に寄与することを目指します。 オントロジカル・コーチングとは 従来のコーチングが個の行動を変えることで目指すゴールや目標の達成を支援するものであるのに対し、オントロジカル・コーチングは、個の 3 つの領域の Being（在り様）に焦点を当てます。3 つの領域とは、Body（身体）・Emotion（感情）・ Language（言葉）。多くのコーチングにおいては、クライアントの Action（行動）に焦点を当て、行動の変容を促す対話を重ねますが、オントロジカル・コーチングでは、行動以前にその行動を起こす人そのもの（Being）に焦点を当てます。なぜなら、Being が本質的に変わらない限り、行動の幅や質が本質的に変わることはないからです。 オントロジカル・コーチングでは、まず自分自身がどのような観察眼を持って自分自身や周りの世界を見ているのかを、明らかにする対話から始まります（Observe）。オントロジカル・コーチとの対話を通して、これまで疑うことのなかった自分の観察者としてのアイデンティティ（Being）を熟知することで、新しい行動の可能性や見えていなかった選択肢が現れます。その結果、それまで想像もできなかったような未来へと到達できるのです。 また、様々な”戦術”を次から次へと試すこと（Doing）で、課題や問題に対処することに傾注するのではなく、Being である本質的な価値観・信条・倫理観・判断軸を捉えなおすことによって、総合的な判断ができる”戦略的洞察”をもって課題解決に臨めるようになります。一度変容した人間としての軸は持続性や再現性が高く、今後経験したことのない不測の事態に直面しても、継続的に未来を創造する力として発展していきます。それは自分自身の変容だけに留まらず、周りとの関係性をも本質的に変化させるので、もたらされる波及効果は計り知れません。つまり、オントロジカル・コーチングは自分自身との関係性を本質的に変化させ、結果として自分と周りの状況や人との関係性の質も変えることで、共に創る未来を本質的に変化させるコーチングなのです。 オントロジカル・コーチングがもたらすもの ■深い自己理解と自己受容︓ 「観察者」としての自分の癖やパターン、レンズを形成するに至ったプロセスを理解することで、自己の内面に深く目を向け、効果的に自己理解を深めることができます。かける眼鏡が変わる、見ている世界の観察者としての自分自身が変われば、世界観に大きな変化が起こります。 オントロジカル・コーチングでは、O（Observe）・A（Action）・Result（Result）モデルに沿って、深い自己理解と自己受容を繰り返しながら、アイデンティティ（Being）軸を移動させていきます。 ■人間としての一貫性の向上︓ 「頭と体がちぐはぐ」、「腹の底から納得していない」、「心が引き裂かれる想い」、「思ってもみないことが口を突いて出る」等といった感覚を抱いたり、行動したりしたことはありませんか。先のような状態では、私たち人間は心・身・信の 3 つの「真」において一貫性を感じられる状態だと言えないため、結果として最大限のポテンシャルや能力を発揮することができません。オントロジカル・コーチングでは、クライアントの能力やポテンシャルを向上させるため、B(Body)・E(Emotion)・L(Language)の統合を支援します。 ■力強いセルフリーダーシップの発揮︓ 他者のためにリーダーシップを発揮する前に、自分自信のリーダーシップは取れていますか。前項のB/E/Lの統合が実現できた時、人間のポテンシャルは初めてフルに発揮できるスタート地点に立ちます。自分自身の心と体と言動が一貫し、心身共にエネルギーがみなぎって堂々と行動している自分、それこそが力強いセルフリーダーシップの発揮に他なりません。 ■しなやかで幸福感に満ちた人間関係を構築︓ オントロジカル・コーチングは、他者との人間関係や組織などコミュニティの中において、自己の存在感や存在意義を見出すことに大きな効果があります。 自分固有のアイデンティティを見失うことなく、他者との協業や共創を通して得られる幸福感を共通のゴールとして捉えた、対等な関係性の構築が可能となり、さらに働く人と組織の志を繋げ、共に成長できる個と組織を実現するのが、オントロジカル・コーチングです。 このように、オントロジカル・コーチングは自分のあり方が変容することに始まり、他者との関係性をも変えることで、到達できる未来のゴールや結果に大きな変化をもたらすものです。 自分のリーダーシップに自信が持てなくなっている人や、組織を牽引するリーダーシップを身に付けたい人、自社の基幹部門メンバーを、オペレーションの専門家から、創造的な対話と視点を兼ね備えた人材へと育てたい経営者やトップマネジメントの皆さんに、本質的な変化を実感いただけるメソッド、それがオントロジカル・コーチングなのです。 協会概要[画像2: https://prtimes.jp/i/100883/4/resize/d100883-4-411dd12639b68a61a192-1.png ]■ 名称︓一般社団法人日本オントロジカル・コーチング協会 ■ 設立︓2023 年 3 月27日 ■ 組織︓代表理事 桜庭理奈（35 CoCreation 合同会社 CEO） 理事 アデジョビ・ブッキー 理事 ジョン・フレドリック・リンドマイヤー～ Biography ～ 代表理事 桜庭理奈外資系企業数社にて戦略人事を務めたのち、GEヘルスケア・ジャパンへ入社。人事本部長、執行役員を歴任。2020年に35 CoCreation合同会社を設立、現職。多様な業態や成長ステージにあるさまざまな企業において、コーチングというアプローチで人づくり、リーダーづくり、組織づくりのプロセスに寄り添い、伴走型で組織カルチャーの醸成を支援。経営者や人事担当者に向けた執筆や講演活動も多数。2023年3月、一般社団法人日本オントロジカル・コーチング協会代表理事就任。国際コーチング連盟認定コーチ、Newfield認定コーチ、Newfield認定チームコーチ、Newfield認定ヘルス＆ウェルネスコーチ、3 Brains Academy認定コーチ、TRE（Tension & Trauma Release Exercise）プロバイダー、ITC Map認定ファシリテーター、DiSC認定プラクティショナー、Leadership Circle Profile認定プラクティショナー、Hogan assessment認定プラクティショナー、国際PADIダイビング協会・ダイブマスターなどの資格を持つ。愛知県出身。[表: https://prtimes.jp/data/corp/100883/table/4_1_8a0adacc6688af4ebbcda8b1d2aeb5b1.jpg ]企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ